人の人生にかかわるプロとして。

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「食ジム」 第119回が

2023年3月12日に終わった。

テーマと、プロットは以下のとおり。

どんな集団の中でも、栄養士として、一個人として、

輝きを放つ存在になるためのアクションプラン。

     座長/ 影山なお子さん 

              アドバイザー/大橋                       

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1.ここだけのハナシ、子供のころ、「かわいい」「カッコいい」

  「あなたイイ人ね」などなどと、人から言われた経験。

   (いつ、どんなとき、だれに……

2.私が、おしゃれや身だしなみ、話し方など、人格形成をする

ことに目覚めたころ、その必要を感じたとき。

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3.今まで会った人物の中で、スタイル、身だしなみ、話し方、

立ち居振る舞いで感心した人をあげるとすれば……

   (パルマローザ関係者は除く)

4.いま、改めて、栄養士の社会性強化が必要と思われる

1~100のポイント。

5.「輝き」のある大人として生涯を送るための99のポイント。

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人間の輝きとはどういうものか。

会場では、次のように定義した。

「思考、協調性、将来への方向性、そのための努力、

行動力、表現力、リーダーシップ、品格、表情、身だしなみ、

マナーなどの利点が、一定の集団の中で際立つ状態」

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一般名詞の「輝き」は、

「光できらきらすること。立派で、はなばなしいこと」(広辞苑)

となるように、どこかに「キラキラ」や

「立派さ」があることが前提となる。

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今回、119回のコンセプトは、

人の健康を支援する栄養士としては、

「健康」を「カタチ」として示し、

支援を受ける者が、その目標を定めやすくするためにも、

「際立つ存在」でありたい、

それを「輝く」というコトバで表わした。

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かつての栄養士像の一面である、

「白衣姿」「ソロバン片手」(古いね)

「マジメだけど地味」「食事は栄養素をとることだけが目的」

というのでは、ナミの栄養士止まりで、

とても輝くことはできない。

イントロダクションとして、

子供のころ、どんなことで人から称讃を受けたかを

披露していただいた。つまり「輝き」の別表現である。

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日常生活で、自分がほめられた話を公開する機会は

めったにないことだが、

自身のここまでの軌跡を

自慢話としてではなく、

歴史的事実としてたどることの意味は、

けっして小さくはない。

それは、自身のライフスタイルやアイデンティティを

自覚し、強化することにもつながるはずである。

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人の人生に深くかかわる(左右する)職業として、

一般には、

医師(とくに産科)、助産師、教員、思想家、作家、

神職、僧侶、牧師などがあげられるが、

栄養士を含む健康支援者は、

好むと好まざるとにかかわらず、

「人生にかかわる職業」に

参入する存在になりつつある。

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……などと言っても、日本中の栄養士の99%は、

「なんのこと?」と思うことだろう。

しかし残りの1%未満のうち、さらに一部の、

「食コーチング」の講義を受けた栄養士であれば、

健康支援とは、1日にどんな栄養素を摂取すべきか、

という問題にだけかかわっている職業ではなく、

食事や食生活の生物的・物質的・精神的環境としての

ライフスタイルにも目を向けるべきことを知っている。

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このページで、再三、強調しているように、

英語の「ライフスタイル」は

「生活習慣」だけを指すのではなくて、

生き方や人生観をも含む「生き方の姿勢」をいう。

栄養補給も充分に人生にかかわるが、

それはおもにボディという、

マシーンの性能を補強するのが目的。

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しかし、「食事」となると、

まずは、時刻、場所、食器、同席する人、

見た目のよさ、おいしさ、味覚的・栄養的なバリエーション、

季節感、食べる人の作法、話題など、

人間性を左右する要素があまりにも大きくなる。

その意味において、

食事は、健康を支える手段にとどまるものではなく、

人の生きる目的にもなっている。

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子供のころ、

「人は生きるために食べるのか、

食べるために生きるのか」などという

珍問答を楽しんだものだが、

いま思えば、

「生きるために食べる」に近いが、

改めていえば、

「輝いて生きるために食べる、

そして、どう食べるかによっても

人生の豊かさ、すなわち輝き度は変わる」

となるだろうか。

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「桜の下で一杯やりたい」

「ホテル最上階ラウンジで食事をしませんか」

「子供食堂で働くことにした」

「イタリアで回転すし店を開業する」

などなどは、

「食べるために生きる」姿であり、

押しも押されもしない「人生の目的」の

重要な部分でもある。

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栄養士は、その名称ゆえに「栄養指導」が

仕事であるかのように自らが錯覚しがちだが、

どんな職種にあっても、

栄養士としての基本的スタンスは、

おいしい、豊かな食事、それがある食生活によって

過不足のない栄養素とエネルギーの確保であり、

さらには、「心の栄養」の補給を図ることである。

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「心の栄養」とはなにか。

それは、

豊かな人生を送るためのモチベーションであり、

理念であり、一定の目標であり、

人との交流の基礎となる協調性や寛容性、

肯定的な態度などを支える「情報」ということになる。

それらが備わったとき、

その人は、一定の集団の中で「輝く」はずである。

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食生活は、

以上のような資質を育む最適、最強の場である。

その場を確保し、

そのレベルを維持・発展させるプロの1人が

栄養士であろう。

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インターネットで検索すると、

「食育アドバイザー」「食育インストラクター」

「健康運動指導士」「音楽健康指導士」

「健康管理指導士」「フードコーディネーター」

「フードスペシャリスト」などなど

際限もなく、健康関連の「資格」のいろいろが出てくるが、

どこで、どんな活動をしているのか、

一般人が接触する機会はそう多くはない。

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それらのプロが、

今後、活躍の場を広げることを願うが、

いろいろのルートがありながら、

にわか仕込みでは、

「健康とはなにか」という哲学と、

その地盤となる食生活のいろいろのスキルを

身につけるのは容易ではない。

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ここは100年の歴史をもつ「栄養士」が、

「日常茶飯事」の重要性を示しつつ、

その先にある心身の健康のあり方をリードするのが

いちばんムリがない適役ということになろう。


そこで、まとめとして、

「栄養士の社会性強化が必要と思われる

1~100のポイント。」の

いくつかをあげておこう(ここは消去法で)。

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*だれからも「地味」「暗い」といわれない。 

*表情が暗くない。 *いつも伏し目がちではない。

*髪がぼさぼさではない。 *声が小さすぎない。

*「清潔感がない」などとはいわれない。

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*猫背、うなだれ立ち、よたよた歩きをしない。

*身だしなみに無関心ではない。

*ていねい表現がいい加減ではない。

*話の趣旨があいまいではない。

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*親しくない人などに上から目線の話し方をしない。

*約束を破ることはない。

*外出や、人との接触を避ける傾向はない。

*会食、外食が嫌いではない。

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*メール、ハガキ、手紙のやり取りを

する相手がゼロでも、少なくもない。

*食事は栄養素をとることと思い違いをしていない。

*健康について、人に説明するのが苦手ではない。

*お尻が重い、億劫タイプではない。

*夢や希望を失ってはいない。

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これもあげだしたらキリがない。

そして、栄養士であることと、

輝きのある社会人であることとは、

大きな違いはない。

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さあ、栄養士よ、

人の人生にかかわる職業に参入する自覚をもとう。

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# by rocky-road | 2023-03-16 22:25 | 「食ジム」  

パルマローザの20年を想う。

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2023年2月26日、

パルマローザが発足20周年を迎え、

記念パーティにお招きいただいた。

ご無沙汰している方々とお目にかかれる

うれしい機会ともなった。

みなさん、一様にフレッシュなのは偶然ではなく、

この会にかかわる人たちの人間力にほかならない。

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当日、講話の機会をいただいたので、

30分程度のお話をさせていただいた。

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その内容をたどりつつ、

パルマローザというグループの魅力を

文字にしておこうと思う。

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パルマローザの特徴の1つは、チームワーク。

こういうイベントを行なうときの

それぞれ役割分担が見事。

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昨年末に企画され、日時、場所、当日のご案内、

プログラムや記念冊子の編集と進行、

当日の役割分担――司会、写真撮影、ご案内、

当日のごあいさつ、スライドショーの制作と上映などなど、

20年間のトレーニングとキャリアのお陰で、

適任者のキャスティングがすぐにできてしまう。

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他の栄養士組織と比べることはないと思うが、

イベントのバラエティ、頻度、進行のスムーズさ、

参加者の参加意識の高さ(表情、身だしなみ、

役割の自覚など)において、

日本の、いや世界中の栄養士組織と比べても

トップグループに入ると思う。

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そこで、パルマローザの20年を振り返ってみよう。

人生は、横断歩道を渡るのと違って

そこには白線が引かれていないし、信号もないので、

いま、どの辺を歩いているか意識しにくい。

それだからこそ、このように自分の歩んで来た道を

ときどき振り返ることには意味がある。

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ただしそれは、昔を偲んで

懐古の情に浸るためではなくて、

あしたからの方向を確認することにある。

パルマローザは、今後どんな方向に向かってゆくのか、

自分の人生は、ここからどういう道を選ぶか、

そんなことを考えるよい機会にもなる。

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パルマローザが発足した2002年という年は、

どういう年であったか、

過日、データをチェックしてみたら、

この年、当時の総理大臣、小泉純一郎氏が

北朝鮮の当時の首脳、金正日(ジョンイル)と会談して、

拉致の事実を初めて認めさせ、謝罪をさせた。

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それを受けて、「今年の漢字」は「帰」となった。

翌2003年には、拉致された5人が帰還した。

人さらいの国が、現実にいまも存在するのである。

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スポーツの世界では、

イングランドの人気サッカー選手、ベッカムが来日したし、

2月にはアメリカのソルトレイクで冬季オリンピックがあった。

ホットニュースは、

10月に、ノーベル賞をお2人同時に受賞したこと。

小柴昌俊氏 東京大学名誉教授

田中耕一氏 島津製作所社員)

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出版界では、こんな本が出版された。

『声に出して読みたい日本語』(斉藤 孝著)

『生き方上手』(日野原重明著)

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2月26日という日は、

私には、87年前(1936年)の、

日本陸軍の青年将校によるクーデターを連想させる。

私が生まれる4か月前の事件だが、

自分の生年の事件ということで記憶が残る。

そして、

元巨人軍の長嶋茂雄氏は、

2月20日生まれ。

2.26事件の6日前とのこと。

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アメリカでは、

マーガレット・ミッチェルの

『風と共に去りぬ』が出版されて

大ベストセラーになった年でもある。

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さて、パルマローザがスタートした

20年前の2002年(平成14年)に戻ると、

この歳の平均寿命は、男78.32年、女85.23年だったが、

8年後の2020年(令和2年)には

男81.64年、女87.74年となっている。

18年間で、女性は2年以上、男性では3年以上も

延びたことになる。

20年間にはいろいろと変化が起こる。

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人生は長生きすることが目的ではないが、

寿命が延びたということは、

それだけモチベーションが高まった、

別の言い方をすれば、

人々がますます人生を楽しむようになってきた

という側面がある。

パルマローザの20年間というのは、

充分に中身の濃い年月といえる。

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アメリカの認知症の研究では、

認知低下が早めに見られる人と、

そうでない人との違いの1つは、

元気なときの行動範囲や人づきあいだという。

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人間のような集団行動をとる種は、

協同行動をとることによって

モチベーションを高めるところが大きいので、

当然といえば当然だろう。

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だからといって、人生は認知症対策とか

健康寿命を延ばすとかのためのものでもない。

結局のところ、楽しむこと、愉快に生きることが

いちばんの目的と考えていいのではないか。

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最近は、「自分らしく生きたい」などという

流行語または流行思考の人が目立つが、

地球上に「他人らしく」生きている人など

成りすまし犯人以外にはいないはずだから、

無意味な陳腐表現である。

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あえて言えば、

役者は、「その人らしく生きる」ことに精進している。

それだって、人々を楽しませるという

立派な使命を果たしている。

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世間に向けて「自分らしく生きる」などと広言するのは、

よほど肝っ玉の小さな、

無知で傲慢な人間である。

傲慢の理由は、

自分は自分1人で生きていると思っているところ。

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ローマの哲学者・キケロ(紀元前の人)の言として

「友情は幸福感を向上させ、悲しみを半分に、

喜びを倍にする」というのがある。

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過日(221日)の「日本テレビ」で、

「記憶」に関する脳学者が3人出演する

1時間番組を放送していたが、

喜怒哀楽は記憶に残りやすい、

そのうちでも、楽しいことや「エピソード記憶」は

残りやすいという話をしていた。

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楽しい記憶は生存に必要で有利だから、という。

そういう記憶の集積(マインドセット)が

個性だとのこと。

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楽しい記憶の集積が

人生を豊かなものにする、

そうだとすると、

このパルマローザで、

大小いろいろのエピソードを重ねて、

豊かなマインドセットをする、

要するに楽しい記憶の山を積み重ねていくことは、

快適で愉快な人生を歩んでいることの証拠の一面であろう。

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# by rocky-road | 2023-03-03 23:40 | パルマローザセミナー  

語り合う栄養士の「健康のカタチ」

第118回 「食ジム」 が終わった。

2023年2月12日/日曜日 横浜エルプラザ)

タイトルは、

「食ジム」のセルフチェック、

この経験をどう評価し、どう生かしてゆくか。

座長/岩田 博美さん

アドバイザー/大橋禄郎 影山なお子さん

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話題の進行は以下のとおり。

1.わがミーティング・会議歴――大公開と振り返り。

(家族会議から学校、職場、地域、サークル……現在まで)

2.私の「食ジム歴」――いつから、どんなきっかけで? 

記憶に残るテーマ、内容、発言などなど。

3.世間の会議などで「それ、困るな」と思わせる

(思わせられた)参加者の態度、発言……etc. 

4.「食ジム」で鍛えていることが、公私の生活において

  どのように役立っているか。

5.いつでも、どこでも、

「会議上手(じょうず)」であるための12の法則。

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「食ジム」も今回で118回を数えるに至って、

振り返ってみる意味があると思った。

健康支援者が1日かけて話し合う、

それを118回、続けてきた、そのことの意味は?

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食ジム開催のヒントになったのは、

2000年代の初めころ、

雑誌の記事か何かで知った「京都座学」である。

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京都座学とは、1983年に

松下幸之助氏(松下電器創業者。現在のパナソニック)が、

11人の学識経験者や実業家に呼びかけて

「新研究提言機構」という、

いわば勉強会を立ちあげた。

その目的は、混迷を続ける日本や世界を

考えることであったという。

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当時は、そういう趣旨は知らなかったが、

そのころ、オピニオンリーダーであった

山本七平、渡部昇一、堺屋太一、加藤 寛など、

私が尊敬する学者や識者が

毎月会って勉強会をしているという話に刺激を受けた。

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それぞれの分野で実績をあげている人たちが、

なおも月1で会って話し合い、

勉強を続けているというのは

大いに学ぶべきことではないか。

そう思って、影山さんにお伝えした。

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「食ジム」とて、

日本の栄養士や健康支援者の目的意識を高め、

自らも「健康をカタチ」として、

よりよい健康環境をつくってゆく、

という使命感において、

京都座学に引けを取るものではない。

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ということで、20118月に

食コーチングプログラムス主催として、

説明会を開き、

同年1030日に、第1回の「食ジム」を開催した。

初回のテーマは、

「健康支援者が社会進出をするためのアクションとは」

(神奈川近代文学館)

参加者は32名、「進行」は私が担当した。

(当時は「座長」とはしなかった)

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「食ジム」の「ジム」は、

「ジムナジウム」――体育館やボクシングジム、

トレーニングジムなどの意味。

「食ジム」の場合はボディではなく、

発声・発話力、問いかけ力、瞬発力、

そしてまずは、アタマを鍛えよう、

というのがコンセプトであった。

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「ディスカッション」を「討論、討議」と訳すと

いかにも意見のぶつけ合いのように感じられるが、

「食ジム」では、討論というよりも

「ブレーンストーミング」や「ファシリテーション」に

近い形式で進行することになった。

早い話が、相互理解を深める話し合いである。

しかし、「ファシリテーター」なるポジションを置かず、

座長が、いくらかその役割を担うことになる。

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さて、こうしてスタートした「食ジム」も

2023年2月12日で118回、12年目を迎えるに至った。

1つのテーマについて、

およそ1年に10回のペースで、

1日かけて話し合う人たちは、そう多くはないだろう。

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118回は、振り返りの意味もあって

「『食ジム』のセルフチェック、

この経験をどう評価し、どう生かしてゆくか。」

というテーマで話し合った。

一種の総括である。

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むろんその「効果あり」で、

こんな振り返り発言があった。

多くの人が「最初は入りにくかった」「発言しにくかった」

などの前置きをしたものの、

いまでは、

*原稿なしでも話せるようになった。

*(みなさんの発言に触発されて)

考えてもいないような発想ができるようになった。

*端的に話すトレーニングになっている。

*人前で話すことが苦ではなくなった。

*座長経験が役に立った。

*昔の記憶を呼び起こす機会になっている。

などなど。

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最後に、例によって

「いつでも、どこでも、

『会議上手(じょうず)』であるための12の法則。」を

参加者全員で出し合った。

それを元に、一部をあげておこう。

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*会議は、夫婦、家族など2人でも成立する。

 (雑談や懇談との違いは、話題を決め、双方が発言し、

一定の結論を得ることを目的としているもの)

*組織内では、事前の告知を適切に行なう。

  (日時、議題など。予定する終了時刻も事前に)

*出席者は、遅刻、中座を厳に慎む。

*議長、座長、司会者はそれなりの経験が必要。

出席者は、暗黙裡に議長をそれとなくサポートする。

(ほかにその役がいなければ)

「議長、○○の件についてもご意見を求めては?」 

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*身だしなみを整えて出席する。

  家族会議であっても。

*参加者は、顔を全方向に向けて「顔でも参加する」。

目線を机上に置き続けたり、

ノートやパソコンでメモをとり続けていたり、

腕組みをしたりしている人からは

参加意識を感じにくい。

*発言は原則として議長に向けて挙手し、

 了解を得てからする。

 不規則発言や私語、ひとり言、粗いコトバは

 ご法度。警告の対象となる。

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*だれにも聞こえる声で、活舌よく、端的に発言する。

*発言者に対する、あからさまな批判や突っ込み、

強い否定はしない。

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*議長は、発言が全員に聞こえないと思われたときや、

論点がよくわからないときは、

発言者に問いかける。

*なるべくホワイトボードを用意し、

 ポイントとなるようなことは(できれば議長自らが)板書する。

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などなど。

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注意項目はいくらでも出てくるので、

その他のことは、改めて、いつか、どこかで。

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本日は、お後がよろしいようで。

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# by rocky-road | 2023-02-17 19:50 | 「食ジム」  

《パルマローザ》の20年は、長いか短いか。

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パルマローザが発足してから20年目になるという。

任意の非営利組織が20年間、

休眠することなく活動を続けているのは尊敬に値する。

主宰者、運営者は

まずは精神的にタフでなければならないし、

同時に、いやそれ以上に、使命感が必要である。

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栄養士によるサークル活動が

世の中にどれくらいあるのか、確かな情報をもっていないが、

これだけ多様な活動を続けるサークルは

そう多くはないのではなかろうか。

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パルマローザの活動の一部をあげると、

各種セミナー(身だしなみ、話し方、立ち居振る舞い、

メイク、料理、栄養士のあり方、文章表現、

読書会(輪読)、健康論、ライフデザイン、食事の栄養指針、

写真教室、編集論、哲学、ほか)

ウォーキング、街歩き(合羽橋、古書店めぐりなど)、

旅行、ダイビングなどなど。

そして、機関紙の定期発行(~49号)。

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ここまで活動の幅を広げられるのは、

基本的にコンセプトがしっかりしていること、

すなわち、栄養士のあるべき姿を希求し、

それに沿った企画を立てて、実践しているからである。

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長く続けることを目的としているのではなく、

やりたいこと、やるべきことがたくさんあるので、

それの実現に傾注していると

あっという間に、時間も年月もたってしまう。

「継続は力なり」というが、

それは順序が逆で、

力(モチベーション)があるから継続するのである。

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もっとも、

物質にも組織にも「惰性」が働くから、

惰性だけで継続している組織も少なくはない。

そういうところにあるのは「継続」ではあっても、

「力」はほとんど残っていない。

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パルマローザを立ちあげた理由は、

いろいろのところで開催されるセミナーに

多くの栄養士が集まるものの、

会が終わると、各自は黙々と帰ってゆく。

そこで聞いた話について

ほかの受講者と感想を話し合うことはない。

そのことの淋しさ、不合理さを感じて

影山なお子さんが、

栄養士のネットワークをつくろうと考えたという。

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感動や感想は、

だれかとの話し合いによってアウトプットすることで、

脳内の認知度は高くなる。

美しいもの、心動かす体験をしたとき、

「きれいだね」「いいね」と

確認し合う人がいると、

体験は言語化され、脳内に鋲止めされる。

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そういう話し合いがない人は、

講演会に行ったあと、

「どういう内容だった?」と、

あとで人から尋ねられると、

「ええと、え~と、健康についてだった」

「講師は?」と聞かれると、「覚えていない」と。

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「会場には何人くらい人が来ていたの?」

などと聞かれたりすると大ピンチに陥って、

「後ろを見なかったのでわからない」

などと細々と答える。

情報がほとんど脳内にストックされていない状態とは、

こんなものである。

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それでも、

その日のうちに、

そんな問いかけを受ける人は幸せである。

情報の受発信は

群れ行動をする動物にとって

不可欠の健康要因である。

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栄養学は、

ヒトという動物のボディ(マシーン)のメンテナンス

および強化を目的とする学問である。

しかし、その前提には

人間として、豊かな人生を送る、

という暗黙の方向性がある。

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それゆえに、

食事は、きれいでなければいけないし、

おいしくなければいけないし、

楽しくなければいけない。

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そのことを視野に置かない栄養学は

専門バカの視野狭窄状態と言うしかない。

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そもそも「健康」は、

人生100年を目指すものではないし、

病気にならないことをメインテーマとするものでもない。

健康は、人それぞれの人生の楽しみを深めること、

その楽しみを人と共有すること、

そうした生きがいを増やすことなどなどを

下支えするものである。

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医療の発達のお陰で、

健康は医療機器や体液検査で把握するもの、

ということが常識になったが、

だからと言って、

目視確認することを軽視するのは、

「木を見て森を見ない」状態である。

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人はどこに向かってどう生きるのか、

家族、友人、知人とどう接すればよいか、

知らない街を歩くとき、どういう表情をすればよいのか、

「人生には愛を。」と書くとき、

句点(。)を打つべきか、感嘆符(!!)にするべきか、

きょうのランチは「ニシンそば」か「生姜焼き定食」か、

ゴミ捨てに出るとき、ウエアはニットか、

ポリエステルシャツか……

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そんなことを考えることも、

つまりは、そう自分に問いかけることも、

健康を見える「カタチ」にするための健康行動にほかならない。

そして、パルマローザのメンバーは、

「健康のカタチ」を示すことが、

栄養士の社会行動として必要であることを知っている。

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ボディには栄養素とエネルギーが必要なように、

心にも(脳)にも「情報」という動因(モチベーション)が

不可欠であることを知っている。

20年間、ボ~と生きてこなかった成果であろう。

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人が生きている限り、

企画はなくならない。

まさに無限である。

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次回のイベント、次々回のイベントを考えているうちに、

すぐに次の10年目、20年目がやってくるはずである。

パルマローザよ、きょうも乾杯!!

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# by rocky-road | 2023-02-08 21:53 | パルマローザセミナー  

「人生100年時代」だから、栄養士にはやることいっぱい。

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恒例の、パルマローザ主催 新春スペシャルセミナーを

今年も担当させていただいた。

2023年1月7日() 1030分~1730

会場/かながわ 労働プラザ)

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今年の演題は、
「『人生100年時代』の栄養士像を描く。」

「人生100年時代」は、一種の流行語であり、

キャンペーンのキャッチフレーズのようにもなっている。

しかし、歴史的には「人生50年時代」もあったし、

80年時代」もあった。

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私が子供のころ歌った『船頭さん』という歌は

 村の渡しの船頭さんは 今年六十のおじいさん

年をとってもお船を漕ぐ時は 

元気いっぱい櫓(ろ)がしなる♪」

であった。

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私が生まれた1936年ごろの

日本人の平均寿命は男46.92年、女49.3年であった。

そういう時代であれば、

60歳は立派な(?)おじいさん、おばあさんであっただろう。

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いま、孫やひ孫は別として

60代の人を「おじいさん」「おばあさん」と呼んだら怒られるだろう。

現在86歳の私の場合は、

孫にも「おじいさん」とは呼ばせず、

ずっと「ロッキー」で通してもらっている。

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ともあれ、

時代時代で「人生何年」などと、

なんとなくではあるにしても、

レースの距離を想定しておくことには意味がある。


ゴ―ルまでの距離がわからなければ、

スタミナの配分をすることさえできない。

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そうはいっても、

寿命というものは結果論であって、

死の直前に「私は予定どおり100歳まで生きた」

と言い切る人は少ない。

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高齢者に「長生きの秘訣はなんですか」

という陳腐な問いかけをする風習があるが、

これはいわば儀礼的な問いかけであって、

そこには科学的なエビデンスはない。

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「毎日、晩酌をすることだよ」

「散歩を続けること」

「仕事を楽しんですること」

「恋心を持ち続けること」

などと、百人百様の答えがあろうが、

それは万分の一ほどの後づけ理由であるから、

ここでは、「ほう、そうですか」と

オーバー気味に共感しておけばよろしい。

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今回の新春セミナーのメインテーマは、

栄養士が「人生100年」時代に、どう着いてゆくか、

いや、どう人々の健康を後押しするか、である。


戦前、戦後の栄養不足、体力不足の克服から

1960年代には肥満~成人病~生活習慣病対策へと

ポイントが移り、そしていまは、

フレイルや認知症対策をどうするか、

ということが問題となっている。

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栄養士は職業柄、

「フレイルの一因は、たんぱく質不足」というところにだけ反応して、

それ「サバ缶だ」「肉や魚をしっかり」などと、

あたかも高齢者が言う「長生きの秘訣」のように

事態を単純化して、「秘訣化」してしまう。


健康支援者の支援の思想やスキルに、

ライフスタイルの見直し、

モチベーションの強化という要素が

絶望的に欠けているため、

健康支援者のそれぞれの分野で、

養成教育ができていない。

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管理栄養士の資格試験に

行動療法やコーチングの考え方を取り入れる

という話を聞いたことはあるが、

そもそも、それを指導する教員の養成ができていないので、

水を上流から流すことなどできはしない。


生活習慣病にしても、つまるところはライフスタイルの問題。

そのことに気づきながらも、

真正面から対処しようとしないで、

遠目に見ながら、

話題を「食卓」の話に矮小化し続けてきたのが、

ここまでの、およそ60年であった。

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栄養士は、

ライフスタイルやモチベーションアップの専門家ではないが、

食行動の中にも、

ライフスタイルを向上させること、

モチベーションを高めることはたくさんある。


定刻に食事をとる習慣、

同席の人と語り合って食事をする訓練と習慣化、

献立の名称(主菜、副菜など)を覚えること、

1日にとりたい食品を覚えることなど、

一見、栄養学と離れるようなことも、

結果として人生を活性化する。

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「人生100年時代」には

「身体的フレイル」予防以外にも、

「精神的フレイル」や「社会的フレイル」予防にも

栄養士がひと肌もふた肌も脱がねばならないことがたくさんある。


ほかに、適任者がいるのなら、

それらの人に任せればよいが、

13回の決まりごと(日常茶飯事)に

かかわれる人は、ほかにはいないのだから、

栄養士がやるっきゃない。


それは、栄養士にとって

生きがいを感じる楽しいことではなかろうか。

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―――――――――――――――――

ここからは、

2023年1月8日に行なわれた「食ジム」の補足。

(第117回食ジム

 「『健康のカタチ』としての

身だしなみには、どんな方向性があるのか」

座長/三上聡美さん 横浜市技能文化会館。

詳細は影山なお子さんのブログ、

「スタンバイスマイル」を参照)

https://palmarosa.exblog.jp/

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ここでは、新春の初夢として、

WHO「健康身だしなみ委員会」からの諮問という想定で、

その評価基準をみなさんとあげてみた。

それを元に、整理してまとめてみよう。

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「身だしなみの評価基準」 (第117回 食ジムによる)

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*TPOに合っていること(冠婚葬祭、仕事、ご近所など)

*その人の体型、行動目的に合ったサイズであること。

 (フィット感、ユニフォーム、ゴージャス、シンプル)

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*(日本では)季節感に沿っていること。

*素材にバリエーションがあること。

  (保温性、通気性、強度、シワになりにくい=ポリエステルなど) 

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*メリハリのある色柄であること。

 (健康な色の例=白、赤、オレンジ、ピンク、青、緑、黄。

要注意の色は、グレー、茶、オリーブ色など)

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*コーディネートされていること。

 (3色以上になるときは要注意)

*類型的でないこと。

*デザインが古過ぎないこと。

*シワやほころび、褪色が目立たないこと。

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*衣服は自分にもメッセージを送り続ける。

 (冴えないもの、古いもの、ダサいもの、

フィットしていない服、人には見えないインナーでも

自分のモチベーションや健康度を下げる) 

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以上。

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# by rocky-road | 2023-01-15 23:51 | 「食ジム」