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いつでも、どこでも、写真教室の日。

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2007年から13年間、
毎年429日をパルマローザの写真教室の日として

続けてきたが、

今年はやむなく中止となった

しかし、それ以外にも撮影会を行なってきたので、

コロナが明ければ、

いつでも、どこでも再開できる。

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これまで撮ったものを無作為に選んで

あげておこう。

29日は、横浜・山手にある

インターナショナルスクールが

フードフェアを開催する日。

たまたまそこを訪れて、

日本ではあまり見慣れない「フェイスペインティング」を

見ることができた。

以来、よいモチーフになっている。

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2012年の軽井沢。

このときからジャンプ写真が始まっていた。

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このとき、松本にもよって生島神社に詣でた。

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横浜・大桟橋では、しばしばこういうシーンが見られる。

2012429日。

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2013年。能登から参加の常連さん。

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大桟橋は写真スタジオとしても最適。

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一息入れて、のどに潤いを。

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旅は家に着くまで終わらない。


by rocky-road | 2020-04-28 22:57 | 写真教室  

コロナウイルス感染と栄養学の関係性。

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コロナウイルス騒動が続く時期に、

健康支援者としての栄養士は

何を考え、何をすればよいのかを

考えてみた。

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感染症に対して、

栄養学は直接的な対処はできない、

と言わざるを得ないところだが、

そうとは考えない健康支援者もいる。

「食」に絶大な期待を寄せる

「フードファディズム派」

とでもいうべき医師たちである。

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(「フードファディズム」とは、

食品の健康・または不健康効果を

過大に評価するご都合主義)

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彼らは、

栄養学の基礎を正確に理解していないから、

むしろそのことを武器として、

食事で感染症を予防しようと、

タイムリーにも

こんな大胆な本を著す。

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『医者が教える 免疫力を上げる食事術』

キャッチフレーズは

「ウイルス、花粉症と闘う!

「免疫ビタミン『LPS』、和風出汁、豆類、

発酵食など、専門医直伝の正しい食べ方で

病気・アレルギーをよせつけない」

と新聞広告でアピールしている。

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もしこの説が正しければ、

(ただし「予防できる」とは言っていない。

「戦う」と言っているだけ)

ノーベル賞の受賞は間違いなしだが、

それほど貴重なこの本のお値段は、

なんと本体価格が630円。

この良心にも敬意を表すべきだろう。

彼ら(複数筆者)のいい度胸には、

「このドキョー・ドーシヨー賞」を創設して

末永く記憶にとどめてもよいくらいだ。

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幸いにして栄養士には、

食品に特効薬的な効能を求める

フードファディズムを助長する、

かくも不見識、無分別な者は多くはない。

したがって、

「コロナを防ぐ食事法ってあるのですか」

と聞かれても、

「規則正しい生活をすることでしょう」と、

はなはだ歯切れのよくない回答しかできない。

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しかし、「ライフスタイルの見直し、向上」を

提案することも、

栄養士の守備範囲と考えるプロとしては、

もう少し踏み込んだ提案をしてみたい。

たとえば、こんなふうに。

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1.定刻に食事をとる習慣を守る。

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2.いつものように、毎日「四つの食品群」の食品をとる。

  第1群 卵1個 牛乳コップ1~2杯 または乳製品

  第2群 魚と肉各1皿 大豆製品(納豆、豆腐)

  第3群 野菜350グラム(淡色野菜と緑黄色野菜)

      くだもの(1個)

  第4群 ごはん、パン、麺をいつもの量。

      菓子、飲料もいつもの量を守る。

      (増減はおもに第4群で)

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3.食事時間は長くて1時間以内に。 

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4.食事中はテレビニュースは見ない。

5.家族にコロナ感染の疑いがなければ、

  いつものように団らんを楽しむ。

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6.食卓の片づけも手早く、いつものように。
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7.ゴミ捨てのときはマスク着用。

  戻ったら手を洗う。

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8.運動習慣もいつものように。

  しかしこの時期は原則1人で。

  ウォーキングやジョギングのときは、

  マスクをせず、心肺に新鮮な空気を送る。

  マスクは四六時中かけていればいい

というものでもなく、

  濁った自分の空気を出し入れするよりも、

  大気の空気を肺いっぱいに吸い込んだほうが

  よい場面もあるはず。

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10.コロナ関係のテレビニュースは、

1回、夜1回にとどめる。

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11.新聞はいつもより入念に読む。

  コロナ関連以外のものを優先する。

  422日の「読売新聞」でいえば、

  *「フルーツサンド 手軽に」

  *「服選び 顔近くにきれいな色」

  *「著名人の経済トーク 隈 研吾氏」

  *「日本海溝・千島海溝の巨大地震で

    想定される各地の津波」

  *「人生案内 小6の息子 交友関係心配」

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  要はコロナ関係の情報を求めすぎず、

  思考の多様性を保つ。

テレビを代表とするマスメディアは、

悲観的な情報のほうが

売れ行きがよいことを知っているので、

患者数が増えた、病院で集団感染が発生した、

という「結果」を頻回に伝える。

これらの情報に感染すると

自分の環境や将来がますます暗く見えてくる。

(後述)

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12.仕事以外の友人・知人と非対面で話し合う。

  電話、メール、手紙、ハガキを活用。

  直接会うことは、同居していない家族、

親戚でも控える。

道で人と会っても会話は控える。

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13.笑う時間、和む時間の確保。

  音楽、CD、ユーチューブ、スケッチ、絵手紙、

  草花の手入れ、新しい料理や菓子作りに挑戦、

最近買った服の試着、

人のいないところでの写真撮影など。

笑えない人は、ユーチューブで、

サンドイッチマンの「建築士」や「寝具店」を検索。

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14.考え方。

  *過去の世界的な疫病は、

完全終息には約1年かかっている。

したがって、1年間は気を緩めない。

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  *1年間は長いか。

   太平洋戦争は足かけ4年。

   内地での戦災死者だけでも50万人とも。

   餓死者が出るほど困窮した。

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  *それでも復興は早かった。

   終戦の翌年、昭和21年には

   「リンゴの歌」「ジープは走る」

   「東京の花売り娘」「愛のスイング」

   などという歌謡曲が生まれていた。

   日本人はけっしてヤワな国民ではない。

   

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今回のブログのしめくくりは、

以下のメディア論で。


(前述の続き)

マスメディア(テレビや全国紙)で得られる情報は  

いわばインデックス。

深い内容はわかりにくいし、

「公正・中立」を建前としているので、

一見、公正の振りをして、

その放送局や新聞社の思想や感性を

知らぬ間に刷り込まれる可能性もある。

それを抑止し、

さらに、オリジナリティのある視点をもつには、

「ミディアムメディア」も活用することが望ましい。

「ミディアム」だから「ミニ」よりは大きく、

「マスコミ」よりは小さい。

視聴者数や発行部数の基準はないが、

雑誌でいえばおおざっぱに言って30万部以下、

という程度の感覚でいいだろう。

(ときに100万部突破なんていう異変はあるが)

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最初にあげた食事で免疫力を上げる、

という本も、ミディアムメディアに分類されるだろう。

マスメディアは、

まさしくピンキリの視聴者・読者を相手にするので、

一見当たり障りのない内容になる。

それに比べると、

ミディアムメディアは、

良くも悪くも自由度の高い発言ができる。

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新型コロナ騒動が続く真っ只中でも、

少なからずの夢と希望を与えてくれる

情報を提供してくれる。


たとえば、月刊『WiLL』などがその1つ。

5月号では、

「脱コロナ+脱中国で日本経済は必ず浮上する」

という記事を載せている。

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筆者はエミン・ユルマズというエコノミスト。

トルコ、イスタンブール生まれの、

現在は日本国籍の人物。

「ユルマズ」は「緩まず」のダジャレではなく、

たぶん本名だろう。

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かれは、

コロナによる経済的落ち込みも、

長期的に見れば明るい、という。

経済は40年周期のサイクルがあるとかで、

過去の120年間には

戦争や東西冷戦、米中対立などがあって、

経済は大きなサイクルを描いた。

そしていまは、次の40年に向かって

上昇が始まるタイミングだと言う。

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ユルマズ氏は言う。

新型コロナウイルスを

世界中にばらまいた中国の政治体制を警戒して

投資家たちは、

中国や、そことの関係の深い国々を避けて、

安定性の高い日本に向かって流れるだろう、

さらに、サプライチェーン(供給網)も、

「脱中国」の流れが加速するだろう、と。

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日本人自身の理解は充分ではないが、

「ジャポニズム」の再来が

徐々に始まっているという。

日本人は、自動車や電化製品、

半導体が日本経済を支えると思っているが、

いまのアメリカ人が「日本」と聞いて思い浮かべるのは

「ポケモンやスーパーマリオ、ハローキティといった

キャラクターや、宮崎駿の映画」

などのソフトパワーだという。

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そして、ユルマズ氏は言う。

「ソフトパワーを甘く見てはいけません。

何がアメリカを『超大国』にたらしめているか。

それはGDPや軍事費ではなく、

『アメリカへの憧れ』にほかならないのです」と。

つまり、ハリウッド映画による

自由なライフスタイルやファッションなどが

世界を魅了したのだと。

ジョン・ウエイン、ジェームス・ディーン、

スパイダーマン、バットマン……。

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日本にとっての、こうした無形資産は

任天堂やソニーなどによるゲームソフトだという。

そのほかには観光。

アメリカに旅行をする場合、

1週間でフロリダとシアトルに行くことは不可能だが、

日本なら、1週間で東北と九州を楽しむことができる。

(北海道と沖縄といつてほしい/大橋)

南北に延びる地形も有利に働いていて、

夏はダイビング、冬はスキーができる。


以上の説は

『米中新冷戦のはざまで日本経済は必ず浮上する』

という書物で語られているそうで、

雑誌の記事は、その中の一部を述べたものらしい。

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幸か不幸か、

ゆっくり読書ができる日々は、

もうしばらくは続く。


by rocky-road | 2020-04-22 21:47 | フードファディズム  

「足袋」に誘われた京の旅。

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201912月から2020年の3月にかけて、

わがロッコム文章・編集塾では、

エッセイについての講義を続けた。

塾生には、これまでにも、

宿題として、いろいろの文章を書いてもらったが、

さらに深い思考のある文章が書けるようにと、

ステップアップを図った。

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塾生は理系の人が多いので、

文学や文学作品に関心の強い人はそう多くはない。

そこで、「エッセイ」というコトバのルーツとなった

モンテーニュや、

それに続くジャンジャック・ルソーの文体に接したり、

日本では、のちに「随筆」と呼ばれる

「枕草子」が「エッセイ」より500年前に

書かれていたことなどを学んだりした。

もちろん、「方丈記」の文体も……。

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現代の日本のエッセイの例としては、

作家・堀江敏幸氏の「青蓮院辺りで、足袋を。」

と題する一文を輪読した。

このエッセイは、雑誌『クロワッサン』の

2007125日号に載ったものを

コピーして保存しておいた。

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エッセイの内容は、

網野 菊という作家(19001978)

書いた短編をベースにしたもの。

作家志望の女性(網野 菊)が、

福島に旅行中に関東大震災が起こる。

そのため東京へは「入京禁止」で戻れなくなる。

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やむを得ず、同行の友人Yの実家である京都へ向かう。

せっかく京都に来たのなら、

京都に住む志賀直哉を訪ねて、

自分の書いた小説を読んでもらおうと思う。

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昔は、著名人を、見ず知らずの人間が

アポなしで訪ねるということはよくあった。

彼女は、あしたに備えて、足袋を洗って、

志賀邸を訪ねる準備をする。

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翌朝、足袋はまだ生乾き。

仕方なく、袂に入れて、素足のまま家を出る。

そしていよいよ志賀邸に近づいたとき、

ちょうど「青蓮院」(しょうれんいん)あたりで、

うずくまって足袋を履く。

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堀江氏は、こう書く。

「なんということもないエピソードだが、

この一節は、私の頭のなかに、

まるで映画の一場面のように立ち上がって、

いつまでも残った。」

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私は青蓮院を知らなかった。

そこで今度の旅では、

ここを訪ねる、というルートを考えてもらった。

「創る旅派」としては、

ルートをあまりキッチリ決めるのは好きではないが、

今回は、あのエッセイが「オレ流」を阻んだ。

哲学の道歩きも中断、錦市場も、新京極も、

清水(きよみず)もあきらめた。

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青蓮院は、

訪ねてみれば、知恩院のすぐ隣で、

しばしば前を通っていた。

が、わが眼中にはまったくなかった。

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今回は、幸運なことに、

僧侶でもある栄養士さんが同行してくれて、

なんと院内で、この寺の由緒について

レクチャーをしてくれるという。

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「この寺は、天台宗総本山、

比叡山延暦寺の三門蹟の1つで……」

さらに彼女は、

学生時代を京都で送ったという。

いつもは、京都通ぶっていた私の出番はなく、

それゆえに、新鮮な旅となった。

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京都で中華料理を食べるとは思っていなかったし

(そこは、彼女が学生時代に通った店だとか)、

仏具店通りとでもいうのか、

本願寺近くの仏具店で、

栄養士さんたちが数珠を物色するのに

つき合うという体験もした。

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若者も4050歳ともなれば、

法事の機会も増えてくる。

「自分用のお数珠くらいは……」と

言ったことがみなさんに伝わって、

ここも僧侶・栄養士の先導のコースに

入れられたのであった。

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想像するに、7人の栄養士が、

そろってお数珠を購入する場面を

文学士が見届けるというシーンは、

この店、この町、この都市、

この国の歴史にはなかったはずである。

これもまた「歴史的瞬間」である。

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今年は、桜の満開が少し遅れたかな、

と思わないでもなかったが、

そのことはどうでもよかった。

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「しまった」と思ったのは、

旅行前、僧侶・栄養士が

「私も足袋を持っていきます」

と言っていたので、

それを確かめることを忘れたこと。

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「青蓮院の辺りで」履いて見せてもらう

つもりはなかったが、

いま考えれば、

そんな写真も撮っておくべきだった。

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by rocky-road | 2020-04-11 23:58 | パルマローザセミナー  

新聞をゆっくり読む時間ができた。

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コロナウイルス肺炎の拡散の話は、

それぞれの専門分野に任せて、

こちらは、いつものように、

自分の生活習慣を守っていこう。

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少しだけコロナに触れるとすれば、

「読売新聞」の328日の朝刊に

養老孟司氏(脳解剖学者)へのインタビュー記事が載っていた。

そこで氏は、「症状が軽いから広がるんですよ」

と指摘していた。

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なるほど、そうに違いない。

感染した人がすぐに倒れてしまえば、

ウイルスは拡散されにくい。

宿主に感染したかどうかを知られないうちに、

新規の宿主を見つけて拡散してゆく。

宿主が亡くなってしまうと、

自分たちもそこで終わる。

それは彼らにとっても誤算である。

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感染の怖さを考えていたら、

戦時中の、B29や艦載機(航空母艦から発進する戦闘機)による

空襲と比べることになった。

相手を選ばないという点では、

敵機もコロナウイルスも同じだが、

命を狙ってくるという点では、

空襲の恐怖はハンパではない。

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夜中の空襲が終わって、

横穴の防空壕(崖などの掘った壕-ごう)から出て、

家に戻るやいなや、

第2波の攻撃が始まる。

なぜか、この2波のときに

足がガタガタと震える。

真冬の寒さと恐怖とが同時にくる。

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のちに、昭和20年3月10日の空襲では

100万人が犠牲になったことを知るが、

空が真っ赤に染まるほどの、遠くの大火災を感じながら

死の恐怖が迫ってくるのは子ども心にもわかった。

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コロナウイルスの怖さは、

これほどのものではないから、

油断してヒョコヒョコと出歩くことになる。

コロナウイルスが爆音でもたててくれれば、

みんなは家にこもっていられる。

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空襲警報下ではないから、

灯火管制(電灯を消すか漏れないようにすること)がないので、

部屋でミラーボールを回そうが、

大音響で音楽を聴こうが、

ウイルスに狙われることはないし、

町内の警防団(自警団のようなもの)から

とがめられることもない。

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「こわくない」というのは、

実はこわいものである。

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さて、ようやく本題に。

以下は、

2020330日の「読売」朝刊に載った広告である。

日本人が国語の勉強を始めて150年くらいたつが、

文章の表記法がいまだに定まっていない現状を

見事に証明してくれているという点で

貴重な資料となる。

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上の書籍の広告は、

読点「、」を打ちながら、句点「。」は打っていない。

句点は、単に誤読を防ぐ、文章の末尾を示すだけでなく、

人が使ったコトバというニュアンス(ぬくもり)を生み出す。

その効果を認知していない人は多い。

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しかし、それをわかる人もふえつつある。

「バイトを守れ。」のマルは主張を強めている。

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さらにわかってくると、

補助符号(テンやマル、「」!などの総称)

自由に使い分ける。

フジッコの広告制作者に💮(ハナマル)をあげたい。

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感嘆符についていうと、

パソコンには「!」しか入っていないので、

以来、どれも「直立型」になる。

なぜ、直立型がよくないかというと、

1(イチ)や「I(アイ)の紛れるから。

!」斜体をかけると、オドロキ度が増す。

ちなみに、

この広告、感嘆符を打ちながら、句点は使っていない。

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ジャパネットたかたも、

感嘆符は直立型。

それにしても!のオンパレード。

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「自分に合う。が見つかる。」は

句点の使い方のミス。

「自分に合う」が見つかる。

とすればよいのに。

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新聞の見出しや雑誌のタイトルには

句点を使わない伝統がある。

これが新聞記事を冷たくしている理由の1つにはなる。

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しかし、こんな例も出始めている。

新聞は、今後も部数を減らし続けるだろうが、

読者対策として、


出しにも句点「。」を入れたり
補助符号(! ?)を積極的に使ったりする日がくるだろう。

その前にコチコチの文章を和らげる段階があるだろうが。

その日は50年後か、100年後か、

いずれにしても遠い未来の話である。

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最後に、珍しい手描き広告。

手描きをするとこんなにも補助符号がふえてくる。

見かけは別として、

ぬくもりとは、こういうことである。

手で描くと、自然に補助符号(? !〝〟などなど)

出てくる。

これを見ても、

パソコンが、

いかにわれわれの文章表現を

制約しているかがわかるだろう。

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by rocky-road | 2020-04-01 00:46 | 大橋禄郎 文章教室