<   2018年 06月 ( 2 )   > この月の画像一覧

 

モチベーションのプラスとマイナス。

b0141773_23112497.jpg

恒例となったパルマローザ主催の

夏のブラッシュアップセミナーで、

ことしもお話をさせていただく機会を得た。

2018610日、終日。横浜市技能文化会館)

演題は「健康論として『モチベーション』を考える。」

b0141773_23122468.jpg

内容は、

1.「モチベーション」とは何か。

2.「行動」とはなにか。

3.健康度を高めるモチベーションとはどんなものか。

4.自身のモチベーションを高めるポイント。

5.他者のモチベーションを高めるアクション。

b0141773_23121222.jpg

栄養士は、栄養学をベースにして

人々の健康向上に寄与する職業だが、

対象者は、

食生活だけで生きているわけではないから、

そのバックグラウンドとなっている

ライフスタイルについても

ある程度は見る目、

考える頭を持っていないと、

職業的影響力は小さくなる。

b0141773_23142372.jpg

つまり、人生100年時代にあっては、

栄養士としても守備範囲を広げる必要がある。

ストレスコントロールとか、

人間関係づくりとか、

生きがいの発見や強化とかについても、

ある程度、話題にできるようなトレーニングが必要。

b0141773_23132380.jpg

モチベーションアップも、

新たに栄養士の支援メニューの1つに

加えておきたいテーマである。

健康を向上させるモチベーションとは

どんなものか、それを論じた。

b0141773_23160535.jpg

モチベーションそのものは、

必ずしも健康志向ではないし、

幸福志向でもない。

頻発する幼児殺しや無差別殺人も

なんらかのモチベーション(動因)によって

引き起こされている。

b0141773_23154916.jpg

健康相談などで、

「健康になりたいとは思わない」

「長生きなんかしたくはない」

「食事をするのが面倒でしょうがない」

などとマイナスのモチベーションを

振りかざすクライアントも珍しくはない。

b0141773_23131249.jpg

「マイナスのモチベーション」は、

私の、とりあえずの用語だが、

マイナスを一挙にプラスに転じるなどということは

とうていできない。

b0141773_23153136.jpg

このあたりのリアリティを知ったうえで、

厄介な相手と向き合い、

語り合わなければならない。

そこに要する思考力、話力、瞬発力を磨くことは、

結局は、自分の人間力強化にもなる。

b0141773_23151720.jpg

ここからは、講義の要約からは離れるが、

マイナスのモチベーションについては、

それを売って生きている人間が相当数いることを

健康支援者としては知っておいたほうがよい。

それは、たとえば野党の議員であったり、

大手マスメディアの記者やディレクターであったり。

b0141773_23173469.jpg

新聞や報道番組でいえば、

ユニークな着眼と緻密な取材力がないから、

国のリーダーのスキャンダルを創作して

それを商品にして売り続ける。

「反日的」といわれるほどに

モチベーションはマイナスへ、

マイナスへと向かい続ける。

b0141773_23181115.jpg

人の悪口が多くなったら、

自分に相当にストレスがたまっていると

思って間違いないが、

少数派の野党議員や、

一部メディアの、一部の担当者は、

人の悪口を商品にして暮らしを立てている。

b0141773_23182615.jpg

健康論としては、

こういう連中の晩年を追跡調査してみたい。

年齢寿命や健康寿命の平均値と比べて、

彼らは上回るのか、下回るのか。

b0141773_23220773.jpg

「国のトップと戦った」という自負が強く、

おそらく人との協調性は低いはずで、

周囲となじむ可能性は少ない。

b0141773_23185865.jpg

現在の仕事が自分の主義とは違うといって

転職するには、

現在の年収が高すぎるし、

年金が多すぎる。

そして勇気がなさすぎる。

b0141773_23264039.jpg

b0141773_23261799.jpg

家族だって、

夫の会社(または政党)の知名度の恩恵を

享受して幸福に浸っているのだから、

いま、そこを辞める

なんていうことは、とてもできない。

b0141773_23285012.jpg

独立する気力も能力もないくせに、

酒を飲めば理屈っぽく(気力がないからこそだが)、

もともと自己中心的だから、

友人は少なく、

コミュニティなどの居場所が少ない。

b0141773_23291617.jpg

健康支援者には、高齢者施設で働く人も多い。

そこは、

マイナスのモチベーションの結末が確かめられる

絶好のフィールドではなかろうか。

複数人の事例がわかれば、

私の仮説が、

そう狂っていないことを実感することだろう。

b0141773_23304655.jpg

ただ、ここが問題なのだが、

そういうスキャンダルメディアの情報を

有料で買う読者がおり、

金を払うスポンサーがいる、

という現実である。

それはつまり、

日本国民は、いつからか、

いや、もともと

マイナスのモチベーションの強いタイプだ、

ということだろう。

b0141773_23311067.jpg

昔からいわれるように、

自律的というよりは他律的、

「凸文化系」というよりも「凹文化系」、

つまりは外的刺激によって、

仕方なく動く、という、

受け身の国民性は、

1万年、2万年という程度の期間では

とても変わる気配がない、ということ。

b0141773_23323664.jpg

なんていう、このプログ自体が

相当にマイナスのモチベーションにならないのか。

b0141773_23332541.jpg

「早まるなって!!!」

b0141773_23501402.jpg

リアリティは悲観や絶望とは違う。

現実をしっかりと見据えて、

そこから対策を、それもリアルに練る。

人のモチベーションを

プラス方向へと支援するのは、

だからやりがいがある、そうではなかったか。

b0141773_23341033.jpg
b0141773_23363767.jpg

1人のプラスのモチベーションを

高めることは、

日本人のプラスのモチベーションを

高めることなのだ。

b0141773_23343625.jpg

突然ですが、

最後に、わがモチベーションがアップしたご報告。

セミナー途中のランチタイムでは、

各自が、きょうの服装についてプレゼンテーションをした。

あらかじめ予告をしておいたそうで、

課題は「私のモチベーションがアップする服装」

それもこれも、

私の誕生日を祝うサプライズであった。

b0141773_23493657.jpg

b0141773_23454059.jpg

b0141773_23495232.jpg
b0141773_23384054.jpg

わが人生、
高いモチベーションはなおも持続する。

b0141773_23350201.jpg



by rocky-road | 2018-06-13 23:52  

80代のモチベーション。


b0141773_22423503.jpg

6月4日の「読売新聞」人生案内に、

80歳代の男性からの

「気がつけば80代 死が不安」と題する

相談が載っていた。

b0141773_22362525.jpg

家族は妻と20代の娘。

週に3日ほどは仕事をし、

休日にはスマホやブログを楽しんでいる。

しかし、

「亡くなったことが報じられる人の年齢は、

80歳前後が多いようです。いつ死と向き合うのか、

すごく不安を感じます。

どういう心構えで過ごせばいいのでしょう」

これに対して、回答者の樋口恵子さんは

86歳女性の私は、お便りを拝見して、

うらやましさを感じ、あなたの気力、努力に

圧倒されて、声も出ません」と応じる。

樋口さんは、お父上が50歳のときの子だそうで、

年寄っぽい父に「少し引け目を感じて」いたとか。

しかし、「77歳で死ぬまで社会の中で生き、

働くことに全身で喜びを感じていた姿は、

今もって私が老いを生きる指標です。

あなたの生き方はきっと娘さんの

大きな精神的遺産になるでしよう」と結ぶ。

b0141773_22365171.jpg

6月5日に82歳の誕生日を迎えた私の

この人生案内についての感想は、

「今日の80歳代は、ずいぶん若くなった」である。

b0141773_22392097.jpg

少年時代ならともかく、

80歳代にもなって

死ぬことが不安だという人がいるとは、

信じられないくらいだが、

そういう幼さが残っている高齢者が現存することを知って、

なんだかムーミン村の住人のように感じた。

他人事ながら心温まる話である。

(人の不安で心温まっていけないが……)

b0141773_22373680.jpg

私より7つ年下の友人は現役時代、

勤め先のオーナーにずいぶんいじめられ、

結局はガマンできずに退職したのだが、

オーナーが82歳で亡くなったあと、

「オレは絶対にあの人の年齢以上は生きてやる」

と、恨みを込めて語っていた。

b0141773_22385602.jpg

人生案内に投書した人のモチベーションは「不安」、

いま75歳の友人のモチベーションは「恨み」、

私はこれらを「マイナスのモチベーション」と呼ぶ。

極上の孤独をすすめたり、

「健康という病」などという本を書いたりする作家は

そうしたマイナスのモチベーションを持つ人の

ニーズに応えつつ、

本の売れ行きだの、評判など、

ブラスのモチベーションを高揚させていることだろう。

b0141773_22445700.jpg

では、「お前のモチベーションは?」

と聞かれたらどうするか。

それを聞くわけ?

6月10日に

「『健康論として』 モチベーションを考える」

というセミナー講義を控えていて、

ようやく10ページのテキストを仕上げたところ。

b0141773_23085642.jpg

b0141773_22453397.jpg

その関係で、

栄養、運動、休養以外の健康の要素を

さらにさらに考え続ける日々である。

ますます、

心の栄養素としてのモチベーションというものに

興味を感じている。

「生きがい」という抽象的なコトバを

「モチベーション」の概念を使って

分解してみた。

上記のセミナーでのメインテーマになるはずである。

b0141773_22382420.jpg

死の不安はまったくない。

戦争を経験し、

すぐ近くに爆弾を落とされたりしたし、

空襲直後の遺体の山も見てきたし、

親や3人の兄たちも

70歳以前に亡くなっているしで、

わが一族の中では充分に生きた。

ここで終わっても、まったく悔いは残らない。

b0141773_22380422.jpg
b0141773_22523804.jpg
b0141773_22535783.jpg

などといっている人間が、

夜景のきれいなホテルのホールで

若い女性たちに祝っていただいて、

ますますモチベーションは高まるばかり。

b0141773_22474842.jpg

b0141773_22390983.jpg
b0141773_22501703.jpg

b0141773_22470661.jpg
b0141773_23090520.jpg
これをマイナスのモチベーションに変えて、
樋口恵子さんに
「こんなにハッピーでいいんでしょうか、
とても不安になってしまうんです」と
人生相談をお願いしようかしら?
b0141773_22384234.jpg




by rocky-road | 2018-06-07 22:54