写真選びのシーズン
10月から3月くらいまで、いくつかのフォトコンテストの
応募締め切りが続くし、年賀状に使う写真選びもある。
また、長年、クリスマスにお届けしている
新年度のフォトカレンダーに使う写真選びもある。
今年は、年賀状に使った写真が「よみうり写真大賞」に
入賞してしまった(!?)ため、
急遽、別バージョンを作る必要が生じた。
2つのフォトコンに、同一写真はもちろん、
類似カットを応募することは厳禁……というのは、
フォトコン歴40年としては常識中の常識。
が、自分の年賀状とのバッティングもNGとは、
実は電話で確かめるまでは知らなかった。
私が知る限り、
過去のあらゆるフォトコンの応募規定には
そんな条項はなかったはずである。
しかし、主催者の立場に立って考えたとき、
たいへん愉快とはいえないケースなので、
念のために問い合わせてみた次第。
ちなみに、インターネットに使ったものは、
もちろん「未発表作品に限る」という応募規定に抵触する。
で、けっきょく、年賀状に使う写真と、
これから応募する作品とを何通りにか分ける必要に迫られている。
「ついでカメラマン」には、そんなに作品のストックがあるはずもないが、
だから悩み、その悩ましさが楽しみシーズンともなっている。
ここまでは趣味の話として、
最後に年賀状の、きわめて私的な禁則例を3つほど。
1.肉筆が1字もない年賀状なら、出す必要はない。
受取人としても、こういうものを2回もらった時点で
その相手とは、年賀状のやり取りはやめる。
パソコン活用、おおいに結構。
でも、すべりがよく、インクの色ツヤのよい筆記具くらい、
新年度用の箸と一緒に買おうよ。
2.家族や一族郎党の近況や抱負を
相手かまわず伝えない。
個人情報云々がはやりだが、
伝えてもらいたくない個人情報もある。
孫の花子が笑ったの、ネコを噛んだの、
どうかひとつ、そういう話は、
身内にとどめておいてほしい。
3.「ぜひ今年はお目にかかりましょう」などと、
毎年同じフレーズを使わない。
お互い、会う可能性がないなら、それも運命と思って、
現実をきっぱり受け入れよう。
人生は流転するのだ!!!
by rocky-road | 2008-11-02 01:49