写真選びのシーズン

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11月は、自作写真の振り返りの季節である。
10月から3月くらいまで、いくつかのフォトコンテストの
応募締め切りが続くし、年賀状に使う写真選びもある。
また、長年、クリスマスにお届けしている
新年度のフォトカレンダーに使う写真選びもある。

今年は、年賀状に使った写真が「よみうり写真大賞」に
入賞してしまった(!?)ため、
急遽、別バージョンを作る必要が生じた。
2つのフォトコンに、同一写真はもちろん、
類似カットを応募することは厳禁……というのは、
フォトコン歴40年としては常識中の常識。
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が、自分の年賀状とのバッティングもNGとは、
実は電話で確かめるまでは知らなかった。
私が知る限り、
過去のあらゆるフォトコンの応募規定には
そんな条項はなかったはずである。
しかし、主催者の立場に立って考えたとき、
たいへん愉快とはいえないケースなので、
念のために問い合わせてみた次第。
ちなみに、インターネットに使ったものは、
もちろん「未発表作品に限る」という応募規定に抵触する。

で、けっきょく、年賀状に使う写真と、
これから応募する作品とを何通りにか分ける必要に迫られている。
「ついでカメラマン」には、そんなに作品のストックがあるはずもないが、
だから悩み、その悩ましさが楽しみシーズンともなっている。
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ここまでは趣味の話として、
最後に年賀状の、きわめて私的な禁則例を3つほど。

1.肉筆が1字もない年賀状なら、出す必要はない。
  受取人としても、こういうものを2回もらった時点で
  その相手とは、年賀状のやり取りはやめる。
  パソコン活用、おおいに結構。
  でも、すべりがよく、インクの色ツヤのよい筆記具くらい、
  新年度用の箸と一緒に買おうよ。

2.家族や一族郎党の近況や抱負を
  相手かまわず伝えない。
  個人情報云々がはやりだが、
  伝えてもらいたくない個人情報もある。
  孫の花子が笑ったの、ネコを噛んだの、
  どうかひとつ、そういう話は、
  身内にとどめておいてほしい。

3.「ぜひ今年はお目にかかりましょう」などと、
  毎年同じフレーズを使わない。
  お互い、会う可能性がないなら、それも運命と思って、
  現実をきっぱり受け入れよう。
  人生は流転するのだ!!!

by rocky-road | 2008-11-02 01:49  

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