ヘルスコミュニケーションからニューイヤー。

新年のブログ開始がだいぶ遅くなってしまった。
理由は、秋に始まった体調不良から入退院が続いたこと、
それに伴い、気力・体力が仕事モードにならなかったこと、
年明け後も年賀状書きにも追われていること。
そして新年早々からも、通院や検査が続いていること……などによる。

それはそれとして、
恒例の新春セミナーは、
延期か催行かでギリギリまで状況判断ができなかったが、
体調が安定したので
予定どおり開催していただくことにした。
主催者の粘りと〝読み〟に感謝、感謝。

11時から18時まで、
いつものように立ってお話しすることはできなかったが、
予定どおり務めることができた。

「ヘルスコミュニケーション力」で支える
ハッピー人生。
(主催/パルマローザ 会場/かながわ労働プラザ)

ここでは、「コミュニケーション」の定義を辞書からは離れて、
次のように定義してみた。
「コミュニケーションとは、
2つ以上の存在間に生じた刺激(情報)が、
双方または片方に影響を及ぼす現象」
(宇宙はビッグバン以来、
物体やエネルギーが相互のコミュニケーションによって
均衡を保ちながら拡大を続ける空間である)

「コミュニケーション」は
人間間のやりとりを前提にして生まれたコトバだと思うが、
いまや動物同士に限らず、植物間、動物と植物間でも
しきりに行なわれていることが常識になりつつある。

こうした新事実に従えば、
非生物間(太陽と地球、銀河系宇宙、各種センサー)においても、
日常的にコミュニケーションが行なわれていることになる。
「太陽と地球との間にもコミュニケーションがある」

物理現象、自然現象にコミュニケーションがあって
どこが悪い?
地球上の生物は、みな自然現象ではないか。
……この説に異論があれば、ご指摘いただきたい。

さて、このセミナーのメインテーマは、
「ヘルスコミュニケーション論」
このコトバの定義をネットで検索すると、
世界保健機関(WHO)による以下のものが見つかった。

「人々に健康上の関心事についての情報を提供し、
重要な健康問題を公的な議題に取り上げ続けるための主要戦略」

これはあくまでもWHOの立場による定義であって、
大橋の考える意味とは異なるので、ここからは離れて、
以下のように定義してみた。
「(ここでは)生物間のコミュニケーションにおいて、
その個体の存在や行動が
周囲の個体およびその環境の健康度を
どのように左右するかに着目し、考察する理論」(大橋)

色のある花や果実、それが快く感じるとき、
それを利用する動物にとって健康上プラスに働くが、
苦い味、有毒の成分は、
それを口にする個体にとってはマイナスに働く。



無口な人、つねに小声の人、口癖が多い人、
議論を吹っかける人、文章をまったく読まない人、
字をまったく書かない人、悪筆の人……などの場合、
そのことが当人のライフスタイルや健康度、幸福度に
どのよう影響を与えるのか、
それを「コミュニケーション論」(言語・非言語)の視点で
考察する理論である。

(ただし、エビデンスを得ようと思ったら
膨大な労力と時間や費用を要するので、
現時点では「学問」や「科学」の領域には入れず、
したがって「論」として展開することにする)

その存在理由は、
自身のコミュニケーションスタイルの調整、
周囲への影響レベルの判断基準にすること、
健康相談などにおいて
クライアントのライフスタイルに関して
気づきを促すポイントの1つとすること、などにある。

少し話題をずらすが、
オーストラリアでは16歳以下の少年少女が
SNSを使用することを禁ずる法律をつくったという。
これに対して、「言論の自由を損ねる」という反対意見があるとも。

しかし、当ブログの立場では、
SNSへの依存こそ、
これまで人間が数千年かけて培ってきた読み書き能力を
著しく低下させるという点で、
言論の自由どころか、表現の自由を奪い、
思考力、論理性を退行させる要因としか言えない。

表現の自由とは、海岸の砂浜にも、
駅のプットホームから、走り出した列車に向かって
空間に「愛している」と書くことであり、
思いついたアイディアを、
手の甲にボールペンで書くことであり、
あるいは、手の平に指で「人」と書いて飲み込むことでもある。

使う文字は、漢字でも、ひらがなでも、カタカナでも、
アルファベットでも、個々人任される……。
その選択も、頭脳の機能を活性化する。

そして「読む習慣」とは、
脳内にある膨大な記憶に手を入れて、
ぬか床をかき混ぜるように活性化し続けることである。

以上が、1月10日の
パルマローザ・新春スペシャルセミナーの補足である。

恒例のこの会が開催できたのはうれしい限り。


テキスト作りが遅れたうえに、
通院・入院とのスケジュールとバッティングする可能性、
当日、横浜まで移動できるのか、
体力は持つのか……などなとの課題があった。

しかし、主催者の強い意志と好判断、
申し分のないコーディネート力のおかげで、
予定どおりにお話ができた。

「講話は終始立って」を信条にしているが、
今回だけは、着席したままお話しさせていただいた。


久々の方々ともお会いし、
いろいろのヒントをいただいた。




「講義をしにいって、
こんなにたくさんの情報をいただいていいのか」と
申しわけないくらいの収穫があった。




みなさん、ほんとうにありがとう。


by rocky-road | 2026-01-15 22:13 | 大橋禄郎

