ハッとして、やはり帽子をかぶって出かけよう。
2025年5月3日(土/祝)に、
下記のセミナーに、
アドバイザーとして参加させていただいた。
(ブティック アシダ 銀座店)

《健康をカタチにする身だしなみセミナー》
「帽子で、いっそう輝く身だしなみ。」
――周囲がハット!! リボンとの相性、かぶり方、髪型――

このセミナーへの初参加以来、
17年目になるだろうか。
ファッション関係でもない一介の文学士の分際で、
少なからずの女性が、
ブティックやスポーツウェア店で試着をする一部始終、
ときには、サロンやフロア、研修室で
身だしなみに関して学ぶ様子を
至近距離で17年余り見学できる人間など、
この銀河系のどこへ行っても、存在しないはずである。

17年目の5月3日は、帽子と衣服とのコーディネート論。
当日、赤羽から、会場の銀座に向かう道中、
街や車内の帽子事情を観察し続けた。
いわば「帽子シーズン」ではあるが、
目を引くような帽子ファッションには出会わなかった。

野球帽(キャップ)の男女を10人前後、
登山帽型が2、3人、
中折れ型、カンカン帽型も2、3人
……というところが、おおざっぱな観察データである。

見かけた帽子派のほとんどが、
習慣的に、あるいは日除けにかぶっているように見受けられ、
どう見直しても、
ルックスやおしゃれを考えての着用とは思えなかった。

自分も含めて、
帽子のかぶり方を学んだ人は、そう多くはないだろう。
中学生の頃、帽子のツバを横や後ろに向けてかぶると、
先生に注意されることはあっても、
正しいかぶり方を教えてくれる人はいなかったように思う。
(軍隊は厳しかっただろうが)

かねがね、
「衣服は自分にいちばん近い環境であり、
街の環境の一部になる」と
指摘しているが(以後「車内環境」も加えようか)、
もちろん、赤羽から銀座までの道中に出会った人たちに、
そんな意識を持つ人は皆無だろう。
それでも、
かぶっている分、無意識的にも、
本人には「見られている感」はあるに違いない。

現実には、帽子を汚したり破ったり、
あえて、おかしなかぶり方をする人もいる。
美しさよりも、奇をてらうことでアピールする、
これは、ダメージジーンズが生まれる何百年も前から
ありうるハナシではなかろうか(兜を含む)。

そしてついに、
大阪万博のキャラクター《ミャクミャクくん》に至る。
まさにキャラクター史の突然変異、
目が5つもある不思議な妖怪。
これさえも、「かわいい」と言って
かぶったり、身につけたりする人がいるから、
人間って、わか~んない!!

帽子の歴史に関しては門外漢だが、
帽子の目的は、まずは外界からの刺激の軽減
(雨・雪、陽射し、寒さ、危険物の落下や接触からの防御、
そして、他者の視線からの隠ぺい)というところだろうか。
そこから始まって、
地位やチームのシンボル、仲間との連帯感の強化などへと
発展していったのではないか。

おしゃれ論として言えば、
帽子をかぶると、その分、視線を集める度合が増し、
したがって、〝見られている感〟は強くなる。
ただし、この論では、〝その分〟という点が大事。
「帽子をかぶっている人は、みんなおしゃれ?
そんなことないでしょ!!」

そのとおり。
それでも、帽子をかぶる習慣がない人よりも、
かぶる習慣がある人のほうが、
〝その分〟、〝見られている感〟は強いはず。
(仮定の話なのでエビデンスなし)

「じゃあ聞くけど、帽子をかぶらない人は、
おしゃれではない、っていうワケ?」
そういうツッコミは見当はずれ。

帽子をかぶらない人同士でも、
その〝おしゃれ度〟は天と地ほどの差がある。
同様に、帽子をかぶる習慣の人同士の〝おしゃれ度〟にも
天と地ほどの差がある。

そうではあるが、
無作為抽出によって選んだ
帽子習慣「あり」100人と、
帽子習慣「なし」100人とを比べた場合、
〝おしゃれ度〟、健康寿命度などなどにおいて、
なんらかの差が出るはずである。

とはいえ、〝おしゃれ度〟の選考基準は
100人100様だろうから、
調査が実現する可能性は低い。

ならば、
こんな例はどうだろう。
かつて東京タワーの敷地は、
東京でもパッとしないところだった。
しかし、背の高いものに視線が集まり、
いまでは、人の集まるにぎやかな地域になった。


……とくれば、東京スカイツリーもしかり。
コイノボリも、花火も、シャボン玉もしかり。
そこで言ってしまおう。
「帽子とは、頭に、数ミリから数十ミリの
スカイツリーを立てることである。
そして、少なくとも1ミリ以上は
人の視線を集めることになる」と。
(視線の数値単位不詳)

こうして集まる視線は、
自分の存在感を高めるほうに働く。
ただし、「ボーっとかぶってんじゃねーよ!」である。

自分の若さと美しさ、
健康とアイデンティティを強化し、
自分と社会の環境向上に貢献していることを
強く意識することである。
できれば、口ずさんでもいい。
「♪ 屋根より高~い わがプライドォ ♪」(字余り)

さあ、あしたも帽子をかぶろう。
老化と気力・体力などなどの
低下防止のためにも。

by rocky-road | 2025-05-07 23:40 | 身だしなみセミナー

