京都をこう撮って、こう語る。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18250353.jpg

パルマローザのお誘いで、

さくら クライマックス京都 ぶら歩き」に

参加した(327日~29日)。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18301528.jpg

3月時点で、早くも今年2回目の京都行きとなった。

海への旅を除けば、

京都は回数「ナンバー3」以内に入る旅行地である。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18341389.jpg

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18313191.jpg

高校の修学旅行から始まった京都行きは

ざっくり数えて約70年間で2030回というところか。

京都行きが多くなる理由が、自分でもよくわからない。

大阪での海関係のイベントや

大学出版部時代の出張のついでに

1人でも、京都、奈良経由で帰ってくることが多かった。

関西在住の何人かの人に

ガイドしていただいたことも少なくない。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18323508.jpg

歴史に格別の関心があるわけではないし、

社寺への思いがあるわけでもない。

あえていえば、「考える旅」であり、「撮る旅」であり、

そして、ちょっぴり「食べる旅」でもある。

京都の街でも川沿いでも、桜や竹林でもいい。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18322157.jpg

古都への懐古的感慨というものは、

個人の感性や趣味の問題というよりも、

人間に共通のもののように思える。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18321260.jpg

今回は、パルマローザの人たち、のべ13人。

これまでも、京都案内をした経験は何回かあったが、

10人以上というのは初めて。

といって、事前にガイドブックや地図で

下調べをするわけでもなく、

漫然と、いつものコースを歩くだけ。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18333770.jpg

初期のころは、地図で下調べをしたことはあるが、

旅は「行き当たりばったり」がいちばんと悟ってからは、

もっぱら「創る旅」の実践・提案者となった。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18354289.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18361178.jpg

今回も定番コース、

八坂神社、円山公園、清水寺、河原町、祇園などを歩いた。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18370783.jpg

が、予定していた哲学の道や南禅寺などは回り残した。

その一方で、祇園のホテルでの宿泊、

鴨川のほとりのすき焼き店、または焼き肉店での初会食。

そうか、京都は魚文化が東京ほどには

濃くない土地柄なのかもしれないと感じた。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18415859.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18400613.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18363195.jpg

最終日に、八坂神社のすぐ前で、

以前、青蓮院で見た襖絵の作家・木村英輝氏が

デザインしたグッズのあれことをそろえた直売店を見つけた。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18442215.jpg

かならずしも「和風」とは言えない、

奇妙で印象的な画風である。

カップを購入して、さっそく使い始めた。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18425536.jpg

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18492139.jpg
さて、古都・京都とはいえ、

鴨川のほとりでは自然環境の大きな変化が見られた。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18455246.jpg

沿岸で憩う人たちから餌が与えられるので、

カモ、トビ、カラス、サギ、ハトが

集まっていた。

野生がこんなにも近かったのか。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18454486.jpg

季節は違うが、以前、鴨川には

ユリカモメがたくさん浮いていた。

それを撮りたくて岸辺に向かったが、

50メートルも近づくと、いっせいに飛び立った。

それがいまでは、サギやトビまでが間近まで来る。

これはこれで結構な新風景である。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18453210.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18465179.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18470581.jpg

もう1つの発見は、

集合写真の旅先での撮影テクニック。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18473972.jpg

集合写真の撮影歴はそうとうに長いが、

旅先の場合、

おおぜいが横並びになれるスペースは少ない。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18472850.jpg

ほかの人の通行もある。

そういう条件下で、

サッと並んでもらって、パチパチパチと。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18565887.jpg

が、被写体の中には、

自分がカメラのレンズから見て

どういう位置にあるかを想定できない人が多い。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18573354.jpg

顔が半分隠れていても、

片目でカメラ側を見ることはできるが、

写真は「真実」を写す。

顔の半分だけをしっかりと写す。

そのうえ、女性は人のうしろに立ちたがる。

(銃殺刑じゃないんだから、コソコソするな!!!

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18593732.jpg

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18514475.jpg

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18504285.jpg

いやいや、そんな状態でシャッターを切るのは、

カメラマンが悪い。

「撮り急ぐな、スタイリングをしっかりやれ

京都の旅の収穫の1つである。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18510311.jpg

パンフレットのキャッチとして、

「サクラ、クライマックス 京都――

どう話すか、どう撮るか、どう書くかの旅」

とネーミングしたが、

桜の満開には、1日2日早かった。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18512679.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18523610.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18525039.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18531795.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18532807.jpg

それでいい。

旅はその場で「創る」もの。

じゅうぶんに創った。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18541097.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18535333.jpg

11万歩以上歩いた結果、

有酸素運動もバッチリ。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18545150.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18551309.jpg

次の京都旅への構想が生まれつつある。

京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18563839.jpg
京都をこう撮って、こう語る。_b0141773_18553482.jpg


by rocky-road | 2022-04-04 19:00 | 大橋禄郎  

<< タイトルでも競うフォトコンテスト。 日本や世界の健康は、わが家から。 >>