健康は、文章に乗せて、広く、遠くへ……。

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2021328()からスタートした

栄養士のためのスキルアップセミナー

『文章コミュニケーション』

(サブ)

《各種メールから 非対面による食事・健康相談まで》」


3回が、

522()に終了した。

(主催/食コーチングプログラムス)


各回のテーマは次のとおり。

1回 「文章コミュニケーション」入門。」(328)

      1.「文章コミュニケーション」の種類とルール。

      2.メモから始まる人生の設計図。

      3.表記法、用字用語、補助符号、レイアウトの基本。

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2回 「対人関係を円滑にし、社会活動を活性化する

      「紙ベースのコミュニケーション」(418)

      1.見えない相手をどう想定するか。

      2.ハガキコミュニケーションの基本。

      3.手紙の形式と慣用句の例。

      4.ビジネスレター、事務文書の形式と表現。

      5.よい企画が、よい企画を生み出す。

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3回 「文章による食事・健康支援のステップアップ。」

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      1.食事・健康に関する調査表や食事記録をどうつくるか。

      2.メール、手紙、電話での食事・健康支援のあり方。

      3.身近なメディアで食事・健康支援を行なう場合。

      4.新聞・雑誌への投稿、執筆に備える。

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全3回の講義で伝えたかったのは、

栄養士、健康支援者が、

社会の健康環境を向上させるために活用したい

文章コミュニケーションの基本と応用である。

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近年は、特定保健指導が一般化し、

ここでは文章による支援も不可欠のものとなった。

栄養士という職業は、

対面しての、会話による支援に加えて、

メール、手紙などを使っての支援の機会もふえた。

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以前、

まだ特定保健指導が始まる前に、

「食生活カウンセラー」を養成し、

働く人たちの健康支援をする事業にかかわったことがある。

当時は、

栄養士にはカウンセラーとしてのトレーニングはなく、

しかも、メールも普及していなかったので、

肉筆の手紙の字が、ある程度整っていることが求められた。

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短期間にカウンセリングテクニックと

文章力と、それ以前に楷書のペン字の筆記力などを

強化しなければならず、

大いに手間取ったが、それでも支援効果は確認できた。

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当時は、ほんの数回の講習ののち、

即実践という急ごしらえの事業だった。

それに比べると、

今回の、食コーチングによる

文章コミュニケーション力強化プログラムは、

一定の基礎がある人たちが対象なので、

そうとうにハイレベルの内容になった。

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栄養士、健康支援者が

社会の健康度をあげるためには、

私的なメール、ハガキ、手紙のやりとりから、

職場などで発行する新聞や冊子に載せる文章、ホームページ、

そして願わくば、マスディアを通じて

健全な健康情報を広く、遠くへと流布させたい。

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これらのスキルやマインドは、

養成校在学期間や、大学院での勉強期間でも

とても身につくものではない。

どんな職業でも、

仕事として自然に身につくスキル以外にも、

専門職としての職業訓練によって

プロとしての実力と自信、誇りを身につけている。

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栄養士というプロが、

もっともっと広く社会に認知され、リスペクトされるには、

専門知識はもちろん、

言語的・非言語的コミュニケーション力を

強化し続けることが欠かせない。

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まともなメール、ハガキ、手紙、ビジネス文書が書けない者が

コミュニケーションが不可欠な健康支援の世界の第一線で

活躍するのは、かなりシンドイ。

養成校の教員たちは、

そのことをどの程度理解しているだろうか。

それは時間やカリキュラムの問題ではなく、

社会のニーズを感知する洞察力の有無の問題である。

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今回は、健康記事の書き方、

マスメディアに提供したい情報とはなにか、までは

お伝えできなかったが、

ひとくちに「文章」といっても200種近くはあること、

読み手の想定の仕方、

メディアからの低レベルの原稿依頼に対する対処法などについては、

お話しすることができた。

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ちょうど、このブログを書き始めたタイミングで、

元塾生から、地域の医療関係者の機関誌が送られてきた。

例によって、A4サイズの横書き、字詰めぎっしりの

カタい、カタいイメージの雑誌。

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小見出しゼロのベッタ、ベッタ記事が多い中、

彼女の2ページの文章には小見出しが5つ。

図や絵も入っているし、

そもそも上4分の1の余白がとってある。

「これだよ

彼女は、この雑誌の健康環境をだいぶ高めている。

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しかし、それにしても、

「いかに読みたくなくなるか」を追求しているのが、

多くのミニコミ紙・誌の現状。

医療関係の新聞も雑誌も例外ではない。

これが日本の現状。

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ため息も出るが、

変化の騎手になる可能性をモチベーションに、

もう一丁、ガンバルか、である。

こういう雑誌のデザイン、レイアウト、用字用語の更新に

栄養士が一役買う時代が、

ほんとうに、ホントウに、くるのであろうか。

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その答えは、あなただけが知っている。

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by rocky-road | 2021-05-25 23:46 | 大橋禄郎 文章教室  

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