「お・も・て・な・し」を偲ぶ金沢の旅。

谷口佳津子さんを偲ぶ、金沢の旅をしてきた。

石川県七尾市在住の谷口さんは、
当地で「あじさい会」という栄養士の勉強会を主宰され、
その縁で、
わがロッコム文章・編集塾・能登教室を
2013年3月16日を第1回として始めていただいた。

当初は、空路で能登入りしていたが、
北陸新幹線ができてからは、
陸路で金沢経由し、半日観光をしてから
車で能登に入るのが定番となった。

「お・も・て・な・し」の心が豊かで、
事前に私の意向を確かめ、
それを基にスケジュールを作って
事前に送ってくださった。

3日間のうち、真ん中の1日が講義、
最初の1日は金沢(初期のころは能登)、
セミナー終了後は能登見物。

観光コースには、もちろん「食」と
撮影スポットとが入っていた。


2017年に、能登教室は終了し、
翌年の2月に谷口さんは他界された。

彼女やその仲間と歩いたコースをたどって、
彼女を偲びたいという思いがずっとあった。


能登は、遠くなってしまったが、
金沢なら、
ご一緒していただいた笹川真澄さんがおられるので、
彼女にお願いして、
2日間、金沢の街を散策することもできる。

笹川さんは、いままで歩いたコースをしっかり記録していて、
いつ、だれと、どういうコースを歩いたか、
ときには絵入りで残している。
思い出をたどる旅をご案内いただくのに
これほど適任の方はいない。

おそらく、わが人生で最後になる
金沢歩きを深く記憶に残すことができた。
金沢の地形が少しは頭に入った。
以後、地図の上でも金沢の旅ができるだろう。

以下は、今回の旅で撮った写真のあれこれ。















by rocky-road | 2019-06-23 23:43 | 大橋禄郎