「食文化」がお好きでしょ?
定例の輪読会のためのテキスト選びが終わった。
題して「食文化の前後左右」
(2019年2月17日(日)横浜市関内ホール)
読みたい本は無限にあるが、
健康支援者が、あえて読んでおきたい書物の1つは
「食文化」関連のものだろう。
人は栄養素で生きるよりも先に、
食習慣で生きている。
そのフィールドに立たないと、
健康支援をするための
コミュニケーションそのものが成立しにくい。
いわゆる「栄養素士」は、
食文化への無関心や無知が生み出すもの。
その弱点をカバーする必要から
糖質だカルシウムだ、骨粗しょう症だと、
相手の関心外の話題を強引に持ち出して
攻めまくることになる。
1.「食の文化を知る事典」(岡田 哲編)
2.「幕末京都町人のくらしと食」
(島崎とみ子 筆)
3.「手食をめぐる作法」(渋谷利雄 筆
『アジアの食文化』から)
4.「外食 セルフサービスの空間と時間」
(加島 卓 筆 『現代文化への社会学』から)
5.『フードファディズム』(高橋久仁子 著)
6.「難民について調査する」
(久保忠行 筆 『衣食住からの発見』から)
伝統文化に目が行きがちだが、
文化は地球上で現在進行中である。
今回は日本の過去の食文化以外の、
世界の、そして現在の食文化についても学ぼうと思う。
石川県能登で活躍されていた
谷口佳津子さんが他界されてから
この2月10日が1周忌になる。
写真を飾って毎日のように語りかけているので、
いま改めて行事を行なう必要を感じないが、
すぐれたリーダーであったことが、
日がたつほどによくわかる。
いかに多くの人に、
いまも影響を与え続けているか、
という点において。
なお、今回使った写真の多くは、
≪アクションクッキング≫
バレンタインスイーツレッスンに続けて行なった
撮影会のときのもの。
≪ホテル 椿山荘 東京≫(ちんざんそう)の庭園。
参加者のみなさんを撮った。
by rocky-road | 2019-02-15 00:05 | 輪読会