水中スタジオに、ことしも。

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「いままで潜った海でどこがいちばんいいですか」とは
よく聞かれることである。
この質問に対しては、
あえて条件設定をしてから答えることにしている。
水中か、ビーチか、ホテルライフか、
水中の場合、魚の濃さか、透明度か、サンゴかなど。
「♪ 海は広いな、大きいな ♬」だから、
評価対象を絞っておかないと
誤解の元になる。
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これは『海と島の旅』という雑誌の創刊に
かかわって以来のことである。
創刊当時、海へのパックツアーを評価するページを設けた。
ここでは、食事や景観、アクティビティなども対象にした。
しかし、スポンサーのご都合もあって、
長続きはしなかった。
『暮しの手帖』のように、
商品評価をすることは
商業雑誌には容易のことではない。
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ともあれ、私のささやかな海の旅経験でいえば、
水中景観という点では、
沖縄の座間味島(ざまみじま)が
いちばん好みに合っている。
透明度、魚の濃さ、水中景観の美しさ、
そして、水中へのアクセスの容易さ、という点で。
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ここの古座間味ビーチは、
水中スタジオだと思っている。
波打ち際から1メートルと泳がないうちに、
コトヒキやコバンアジ、
マルゴバンの群がりや群れに出会える。
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困るのは、
那覇から島への高速船が
ちょっとした風雨で欠航することである。
真夏のベストシーズンなのに、
天気図にはかならず台風があって、
すぐに船は欠航する。
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半世紀近く通った結果、
いまさらながらだが、
台風シーズンを避け、
10月下旬から11月を狙えばいい。
沖縄といえども冬はあって、
そのころから寒くなると、風が吹く。
魚も減ってくる。
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そこでことしは、10月下旬を狙った。
秋が、いつもより早めに来た感じだが、
今回は、
スノーケリング初体験者を含むツアー。
「ぶらカメラ」とフィッシュウォッチング。
このパターンも、
これまで続けてきたことだが、
メンバーが若返った分、こちらもリフレッシュした。
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結果は写真のとおり。
今回は、映像にすべてをお任せしよう。
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by rocky-road | 2016-11-05 23:14  

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