5月の色は何色?

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町で昔の海仲間に出会ったら、
「連休に海へはいかなかったのか」と尋ねられた。
フリーになってからは、ゴールデンウイークに海への旅をすることはなくなった。
もう17年間、そういう海行きパターンになっているが、
旧い仲間は、つい、昔のパターンを前提にして話題を作ろうとしてしまうらしい。

では、連休は何をしていたか。
5月2日にはリーダーシップゼミがあり、
それからは、次に行なう講演の準備をしたり、原稿を書いたり、
あしかがフラワーパークに藤の花を見に出かけたりと、
久しぶりに悠々自適気分で過ごすことができた。
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快晴の日、近所で開かれていたフリーマーケットを見物していたら、
すれ違う人々の服装の重さに目が行った。
いつも気になっていることだが、
「国防色」(オリーブ色というのだそうだが)のオンパレードである。
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どうひいき目に見ても、これが美しいとは思えない。
ファッションは個人の好みだから干渉したくないが、
社会環境として見たとき、あるいは動物行動学的に見たとき、
この色彩が、個人および社会のモチベーションを
著しくあげるとは思えない。
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そういう先入観で見るせいか、その服装の人を見ていると、
表情があまりハッピーではない。
甘くない、優しくない、にこやかではない。
色彩心理学には縁遠いが、私にいわせれば
それは「国防色」であり、国民服の色であり、軍服の色である。
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かくいう私も、かつて上野の「アメ横」で見つけた、
アメリカ軍払い下げの国防色の戦闘服とバッグを
ダイビング旅行のファッションとしていた。
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が、ベトナム戦争の写真集の中に、
爆弾で吹っ飛ばされたベトナム兵の頭を持った米兵が
Vサインの笑顔で写っている1枚を目にしたとき、
「そういうことか!!」と悟った。
これは文字通り戦闘服なのである。
後日、それらのグッズは廃棄した。
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今日のオリーブ色は、戦闘服とは関係ないが、
迷彩柄だけは、戦闘服を引きずっていないとはいわせない。

それはどうでもいいが、5月の町の風景としては、
なんともうっとうしい、とだけは言っておきたい。

日本の不景気は、この服装と関係があるのか、
日本人の没個性体質にぴったり合っているのか、
本気に研究したいテーマではある。
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なんとなくいえるのは、健康支援者の服装に、
この色を使うことは避けたほうがよいかもしれない、
ということである。
ジャングルの色、深い森の自然の色が、
人間の気分を明るくしない、健康感を高めないというのは
おもしろい現実である。

by rocky-road | 2010-05-17 00:08  

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