リーダートレーニング、始動!!!

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リーダーシップトレーニングゼミの第1回を担当した。
演題は「リーダーには、何が求められるのか。」

「トレーニングゼミ」なので、なるべく講義を少なくしたいと思っているが、
そもそも「リーダーの今日的概念」については、
しっかり認識していただかないと、この先の方向が定まらないので、
半日を使ってお話しさせていただいた。
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要は、「リーダー」とは「先導者」だけを指すものではなく、
「後押し」や「支援」をする人をも指す、ということである。
そして、それらはリーダーのタイプを指すのではなく、
リーダーの一側面を指すのにすぎない。
リーダーは、ときに引っぱり、ときにうしろに回ってあと押しをする。
それは野球のピッチャーの球種のように、
速球あり、変化球ありで、相手により、時と場合によって、
いろいろの球種をメニューとして組み合わせる、ということである。

今も昔も、リーダーとは、そういう役割であったはずだが、
「先導」の部分ばかりに目が行ったせいか、
あるいは武力がものをいう時代を典型例としたせいか、
「リーダー」を「先導する人」と定義してしまったのだろう。
日本語の大将、頭領、親方、親分……にしても同じことである。
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「健康支援者」は、どちらかといえば「あと押し中心」、
病院のような限られた場所では、
圧倒的に治療者の権限が大きく、
先導型リーダーシップが当然のこととして定着した。
「栄養指導」「食事指導」といったコトバは、
そういう環境から生まれたものだろう。
ここでも、リーダーの概念の思い違えがあった、といわざるを得まい。
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さて、午後は各自の自己紹介と、
自分が目指すリーダー像を披露する5分間スピーチタイム。
23人の受講者に語っていただいた(残りの4名は次回に)。
しっかりとリーダーとしての目標を示す人も数人いたが、
まだ、確かなイメージや目標を持っていない人が多かった。
当然である。要は、これからだ。

しかし、みなさん、しっかりと語った。
あえて1人1人に論評をせず、まずは傾向を観察した。
このスピーチは録音しておいたので、
1年後のスピーチと比較することができる。
健康支援者は、日本の大物(?)政治家や総理大臣のように
コミュニケーション力が人並み以下ではショウバイにはならない。
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健康支援者は、人のモチベーションを高め、
誠実に問いかけ、誠実に語れる人でなくてはならない。
世界に健康支援者が何人いるか知れないが、
1年かけてリーダーシップスキルをトレーニングする人は、
多くても1,000人は超えないだろう。

ほんとうは、「ほかにはいない」と言い切りたいが、
「締まっていく」ためには、
ライバルの存在を想定しておくのがよい。
アイディアというものは、同時多発的に
世界中に生まれることはよくあるから……。
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by rocky-road | 2010-05-09 23:04  

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