冷めかけた鉄は打って熱せよ!

非常勤講師の仕事がきょうで終わった。
非常勤にも定年があり、それも3年過ぎているが、
後任が見つからないということで、
さらに1年延長ということになるところだった。
この仕事も、もっと続けたいと思っているが、
自分の塾生との勉強や、社会人のためのセミナーと比べたとき、
情報の浸透率、ないしは効率という点では、
社会人のほうがはるかに即効性が感じられる。

自分の持ち時間が少なくなってきているのに反して
仕事は増える、というより、しなければならない仕事を
まるっきり達成できていないというピンチの状態にある。
そこで優先順序を考えざるを得なくなる。
それに、動物は世代が近く、しかし、まったく同年齢ではない人から、
より強く影響を受ける傾向があるから、
教員と受講者との年齢差は、ある限度内で近いほうがよい。

ある学生が「先生に幼稚園のときに会いたかった」と
いってくれたことがあるが、
これは社交辞令というよりも、錯覚である。
幼稚園時代の彼女には、私が持っている情報の万分の1も
伝わらなかったはずである。
ここは感涙にむせんではおれず、効率を優先せねばならない。
社会人教育の必要を感じて久しい。
いま、それに専念できる時間と体力が残っていることの意味を
何度か念じながら帰途についた。
非常勤講師の退任は、穏やかなものである。
校庭に噴水、雨に光る地面、枯れ始めた桜の葉……、
次を考える者には、その日常性が快かった。

ところで、後任は、影山 なお子さんにお願いした。
教科は「食コーディネート論」である。
by rocky-road | 2009-10-07 00:32

