オート撮影の出番もある。

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                           写真【1】
4月29日に横浜で行なった撮影会に続いて、
諸作品について、しばらくのあいだ作品評を展示したので、
そろそろ次へ進むことにしよう。
前回の補足という意味で、もう1度だけデジカメ論を。

撮影会直前のレクチャーでは、マニュアル撮影のテクニックを説明した。
マニュアル撮影を覚えておいたほうがよいというのは、
カメラが備えている機能だけでは、撮影者の意図を達成できない場合があるからである。
たとえば、オートでは、白い壁の前に立っている人の表情を適正露出で撮ることはできない。
頼みもしないのにストロボが発光し、ライトアップした写真が撮れてしまう。
あるいは、赤色光の電灯の部屋で、赤みを押さえた写真を撮ることもむずかしい。
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それやこれや、マニュアル撮影を身につける意味はいろいろあるが、
今回は、それを繰り返すのが目的ではない。
ここでは、オートの活用場面が多いことも述べたい。
オート撮影は素人臭いなどとけっして思ってはいけない、
ということを強調しておこう。
晴天下の風景や日陰での人物撮影、スポーツ撮影や行事の写真などは、
オート機能を使って頭を使わず連写したほうがよい場合もある。

今回はオート撮影で撮った写真をご紹介しておこう。

写真【1】 カモメは、佐渡へ向かう船上から撮ったもの。
鳥の動きか早いので、とにかく点数を多く撮って、うまく撮れたものを拾うことにした。
設定をオート側のスポーツモード(人が走っているマーク)にして撮りまくった。
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                          写真【2】
写真【2】は、近くにトンボが止まったので、設定する間もなく、オートで撮影した。
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                           写真【3】
写真【3】は、知人が書いたスケッチをパチリ。曇天の屋外。絵を壁に立てかけて撮った。
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                         写真【4】
写真【4】は、カラオケ店の壁面。いろいろのライトが交じっているので
ホワイトバランスをカメラに任せてオートで撮った。
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                         写真【5】
写真【5】東京銀座で見かけたレストラン。たいして細工はいらないシーンなのでオート撮影。

by rocky-road | 2009-06-03 01:01  

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