こんどは、八重桜カメラマンになる……プラスアルファ。
そして早くもハナミズキが八重桜を追い越しそうな気配。
とかくするうちにフジの花もふくらんできた。
ソメイヨシノも八重も、同じ桜だから、写真の撮り方も同じかというと、
そうとは言えない。
八重桜は、花先の美しさというよりも、1株1株のおもしろさにある。
花の色や花の咲き具合のバリエーション(トップ 1)、
青空をバックにつき出している枝(2)、
薄いグリーンの種類など(3)、やはりよいモデル探しから。
ソメイヨシノの場合、花が垂れ下がって目の前にあることが多いが、
八重桜の場合、花の位置が高く、カメラを上向きに構えることになりがち。
つまり逆光に。この状態でシャッターを切ると、花はシルエット状に写る。
これを避けるには、逆光補正(+補正)を何段階かして、数枚撮る。
ここで気をつけたいのは、「+」補正をするこどにシャッタースピードが遅くなり、
手ブレしやすくなるので、手ブレには最新の注意を。
ところで、前回、夜桜の撮り方を紹介したが、
こんなところで記念写真が撮れるか、試した。
カメラを木の幹に押しつけるとか、垣根の上に置くとかして手ブレを防ぐと、
なんとか撮れる。感度設定はISO-400、マイナス補正(-1/3)。
コツは、シャッタースピードが遅くなっているので、
シャッターを切ったあと、しばらく(1~2秒)カメラを動かさないようにする。
付録
ハナミズキやヤマボウシは、つぼみのほうがかわいい。
軽く握った拳(こぶし)状態のものを、花芯が写るように撮る。
開花後のハナミズキは、真っ白い花(ピンクもあるが)を広げるので、
グリーンの葉をバックにして撮るときは、露出補正は「-」補正。
花の季節、カメラはつねに持ち歩こう!!!
◎4月29日、横浜の撮影会にご参加の方、山手でお会いしましょう。
by rocky-road | 2009-04-17 23:51