この春、桜カメラマンになる。
強風に痛めつけられて、折れたらしい。
拾って持ち帰り、ワイングラスに挿しておいたら、
今朝、つぼみが開き始めた。
この小枝を拾うとき、自転車が倒れて前カゴの中の卵が割れたが、
ワインのびんは無事だった。
プラス・マイナス、トータルして、
ここは強風に感謝か。
そこで、桜の撮り方アドバイスをいくつか。
1、1本の木を丸ごと撮るときは、背景を考える。
桜に気をとられていると、背景のマンションだの、
電線だの、余分なものが写って好ましくない。
最初から、「桜となにか」という構図を考えるか、
いっそ、背景は空にしてしまいたい。
こんなときは、太陽を背にして構える。
カメラの露出をマイナス補正するほど空が青く写る。
ただし、あまり補正しずぎると、花が暗くなって重くなる。
→→「うるさい背景」
2、木を撮るというよりも、花を撮る、という考え方もある。
その向こうに桜の木々、という構図である。
花を撮る場合、漫然と狙うのではなく、
枝ぶり、花ぶりのよいものを見つけて、
それをアップで撮る。
やはり、モデルの善し悪しが作品価値を左右する。
→→「背景を生かす」
3、桜と人、桜と動物を撮るときは、
木の真下に人が来るというパターンを避け、
背後に桜がある、または、手前にシダレがある、
というような構図を選ぶ。
などという具合に、
しばらくは、桜カメラマンに徹してみてはいかが?
↓↓「青を生かす」
by rocky-road | 2009-04-03 15:30