この春、桜カメラマンになる。

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路上に、桜の小枝が落ちていた。
強風に痛めつけられて、折れたらしい。
拾って持ち帰り、ワイングラスに挿しておいたら、
今朝、つぼみが開き始めた。
この小枝を拾うとき、自転車が倒れて前カゴの中の卵が割れたが、
ワインのびんは無事だった。
プラス・マイナス、トータルして、
ここは強風に感謝か。

この春、桜カメラマンになる。_b0141773_1517545.jpgそこで、桜の撮り方アドバイスをいくつか。
1、1本の木を丸ごと撮るときは、背景を考える。
  桜に気をとられていると、背景のマンションだの、
  電線だの、余分なものが写って好ましくない。

  最初から、「桜となにか」という構図を考えるか、
  いっそ、背景は空にしてしまいたい。
  こんなときは、太陽を背にして構える。
  カメラの露出をマイナス補正するほど空が青く写る。
  ただし、あまり補正しずぎると、花が暗くなって重くなる。
                     →→「うるさい背景」
2、木を撮るというよりも、花を撮る、という考え方もある。
 この春、桜カメラマンになる。_b0141773_1523462.jpg その向こうに桜の木々、という構図である。
  花を撮る場合、漫然と狙うのではなく、
  枝ぶり、花ぶりのよいものを見つけて、
  それをアップで撮る。
  やはり、モデルの善し悪しが作品価値を左右する。
                       →→「背景を生かす」
3、桜と人、桜と動物を撮るときは、
  木の真下に人が来るというパターンを避け、
  背後に桜がある、または、手前にシダレがある、 
  というような構図を選ぶ。

  などという具合に、
  しばらくは、桜カメラマンに徹してみてはいかが?
                          ↓↓「青を生かす」
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by rocky-road | 2009-04-03 15:30  

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