「生涯現役」のカタチをイメージする。

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2021年926日(日)の食ジム第102回のテーマは

「生涯現役を支えるライフスタイルと

モチベーションを、どう維持・強化するか」

(横浜市技能文化会館)

座長/山同紀子さん 

アドバイザー/影山なお子さん 大橋

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進行テーマは以下のとおり。

1.私が知っている「生涯現役」の人のカタチ(活動、

  年齢、学びたいところなど)とは、あんな点、こんな点。

2.定年退職後、または、仕事を離れたのちに、

  「やりたい・続けていきたい」仕事、社会活動、

  余暇活動、ライフスタイルとは……。

3.生涯現役を支えるライフスタイルとモチベーションを

  維持するためには、どんなアクションプランがあるか。

4.健康支援者として、生涯現役を目指すことと健康との

  関係をどう理解し、どのようにクライアントを支えれば

  よいのか。

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このテーマを考えたり、話し合ったりするとき、

肝心なのは「生涯現役」とはなにか定義しておくことである。

それをしておかないと、目標や議論のポイントがずれる。

概念が定まっていないこういう用語については、とくに。

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講演にしろ、講話にしろ、講義にしろ、

自分の掲げたテーマについて

定義をしてから始めるのがルール。

とはいえ、世間では、そうしない講師が圧倒的に多い。

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「フレイル対策としての食生活」

「食事でホントウに免疫力がつくのか」

などの講演を行なうとき、

講師は、まず、「フレイル」とはなにか、

「免疫力」とはなにか、

自分の考える定義を示してから始めるのが

正しい情報を伝えようとする者の義務であり、礼儀である。

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さて、食ジムでの「生涯現役」とは……。

「経済的活動(仕事)をはじめ、ボランティア、

地域活動、政治活動、信仰、勉強会などを通じて、

社会貢献や自己実現を伴う組織的活動を、

年齢とは関係なく、

定期的、継続的に行ない続ける状態をいう。」とした。

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仮に、働き盛りの壮年期の人が、

不幸にも病気や事故で急死した場合、

その直前まで上記のような活動をしていたとすれば、

「生涯現役を貫いて亡くなった」と表現できるし、

超高齢期の人が、引きこもるような生活をしていれば、

「現役の時代は○○年前に終わっていた」

または、「生涯現役とはいえない生活」

などと見ることになる。

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各項目についての話し合いの内容は、

ほかの方々に譲るとして、

ここでは「生涯現役」とはなにかについて、

もう少し考えてみよう。

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まず念頭に置かなければならないのは、

「生涯現役」は経済活動だけを指すものではない、

ということと、それは生涯の目標というよりも

結果であるという点である。

なにをもって「現役」とするか、

この場合の前提は、社会活動および組織活動であろう。


「役」(えき)には

「①人民に労働を課すること。

また、その労働。『役務・服役・兵役・苦役』

②労力を使うこと。」(広辞苑)

などの意味があるが、

現代に当てはめれば、

単に「労力」を使うだけでなく、

社会に役立つことに労力を使うこと(発想力を含む)

と考えていいだろう。

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この規定に従えば、

1人暮らしの人の家事を「現役」とはいわないが、

家族と自分のための家事は「現役」といえる。

病人や障害のある人、寝たきりの人の介護は

社会の一面を支えるという意味があるので、

「現役」としていいのではないか。

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同様に、趣味のコレクション、

たとえば、切手集めや昆虫標本作りのための昆虫採集は

「現役」とはいえないが、

集めた切手をお金に替えて福祉活動に寄付するとか、

昆虫の標本を博物館やその他の公共施設に寄贈する、

とかの行為を持続的に行なう場合には「現役」といえそうだ。

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同じ寄付でも、

祖先からの財産を公共団体に寄付するというのを

「現役」とすることにはムリがありそうだ。

いや、その財産が自分の労働によって得たものであったとしても、

いま現在、働いていない状態であって、

かつ持続的でないものについては、「現役中」とは考えにくい。


さらに投資家の場合はどうか、

このあたりのことは、

寄付のプロ(?)や投資などの経験のない部外者には判断できない。

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「生涯現役」について、もうひとつ考えておきたいのは、

「生涯現役」は、若い人の目標というよりも、

各人の人生の結果である、ということ。


「生涯現役を目標に生きていこう」というのは

モチベーションとしての意味はあるが、

イメージとしてはおぼろである。

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社会性のあることにかかわり、または熱中して、

それを元気のある限りは続ける、

その結果として、現役時代が長くなる、

という順序になるのではないか。

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「生涯現役」を目指すことは、

従来の「健康寿命」を漫然と延ばそうと努力することよりも、

いくらかは能動的で、かつ現実的であろう。

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「生涯現役」は「おぼろ」とはいったが、

概念としては、

「生涯現役」という概念よりも後発の

「フレイル予防」や「認知症予防」よりは、

「生涯現役」のほうがいくらかは具体的で能動的ではある。


  《注》「フレイル」→→心身の虚弱化。気力、食欲、

歩行速度などの低下、

話力(発話の機会、発声力、話題性など)の低下

などが複合的に起こる心身の状態。(大橋のここでの定義)

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問題は、

こういうことをいかにアクションプランにしていくか、である。

昨今のフレイル対策を見ていると、

フレイルの一因として、たんぱく質不足があると聞くと、

栄養士をはじめ一部の(であることを願うが)関係者は、

たんぱく質を与えることが

対策の中心であるかのように思ってしまう。

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食関係者によくあることだが、

フレイルも認知症も、情緒不安も

子供の不良化や不登校も

あたかも栄養障害であるかのようなアプローチが

主流であるかのように思い込んだりする。

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それらは無数にある要因の一部か、

場合によっては、

食との関係はうすい要因である可能性について

想定ができないと思われるケースが少なくない。

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とかく「専門性」というのは、そんなもので、

目が赤くなった人について、

眼科の医師は「はやり目」を疑い、

内科医は高血圧症を疑い、

産業医は働きすぎを疑い……

などという比喩が昔からあった。

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さて、

「生涯現役」のためのアクションプランとは、

日々の生活の中に、

いろいろのシステムをつくることである。

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そして、出発点においては、

「健康の6大要素」を念頭に置くことである。

①栄養 ②運動 ③休養

④ストレスマネジメント ⑤よい人間関係の維持・発展

⑥生きがい(きょうの楽しみ、あした以降の楽しみ)

(④~⑥は大橋案)

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以下は、生涯現役を目指す人の、

あるいは生涯現役中の人のための、

アクションプランのごくごく一部である。

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*表情――柔和な表情を心がける。

(これだって相当な努力を要する)

無表情は心の健康、周囲の快適環境のリスク

表情の固い人は、

だれかにくすぐってもらってもいいから、笑う時間をつくる。

くすぐってくれる人がいない場合は、

ネットやCDなどで漫才、コント、落語などを視聴する

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*身だしなみ――(男性なら)自分で買い、自分で管理する、

パジャマではゴミ捨て、庭仕事などはしない。

食事のときは衣服を整える。

靴下、靴、履きもの、メガネなどのスペアを

必要度の1.5倍~10倍以上用意する。

これらは健康を左右する環境問題である。

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*食事――1日に何をどれだけ食べるかという指針をもつ。

  「4群点数法」もその1つ。

  「食生活を歩くための食の地図」という別称も可能。

  13回、定刻に食事をする。

  1人でも「いただきます」「ごちそうさま」を唱える。

  小食の人は4回、5回もあり。ただし「地図」は必要

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人間関係の量と質――家族とのコミュニケーションは

  人並みか、それ以上。ご近所、買い物先の人との会話

  配達員、ご近所の人、同僚などへの心こもったあいさつ。

  コミュニティ、グループへの参加

人への献身、社会への貢献(「情けは人のためならず」)

★孤独をすすめる人を疑え!!

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外出習慣――散歩、ウォーキング、ランニング、

  ショッピング、撮影、スケッチ、短歌や俳句の創作、

  自転車・バイク・自動車などでの外出、

  コミュニティやサークルへの参加など

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座長を務めてくださった山同紀子さんは、

生涯現役を目指す人の目標として、

何人かの人が名をあげていた。

まさに、日に日に若々しく、謙虚で品格があり、

アクティブである。

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「キミはどうなの?」と聞かれても困る。

あんたが1番 わたしは2

 Ha! ドン! ドン! ♪

(三好鉄生の「すごい男の唄」から)

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# by rocky-road | 2021-10-01 16:38 | 「食ジム」  

フォトブック作家、誕生。

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いま、パルマローザでは、

フォトブック作りが盛んである。

各種イベントや、かつての海外旅行、

そして懸案になっていた、

わが海と島の旅を記録した作品集など。

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「フォトブック」という商品が

カメラ関連メーカーやフォトラボから売り出されてから

だいぶ年月がたっており、

人のフォトブック作りにもいろいろと協力してきたが、

自分のものを作ろうと思う意欲は低かった。

なぜなのか。

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出版・編集の仕事を続けてきた人間にとって、

自費で写真集とか、

ページもの(書物など)とかを作るとなると、

気合が入りすぎて、

あるいは「恐れ多い感」が強まって、

1歩がなかなか出ないのである。

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さらに言えば、

そもそも自作の写真を展示することにあまり興味がない。

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これまでにも、写真展を開く機会がないわけではなかったが、

その気になれなかった。(合同写真展はあったが)

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それでいて、動画(8ミリフィルムからビデオまで)や

スライドショー(数十点のスチール写真をストーリーに仕立て作品にする)は、

そのためのサークルを作って通算30年間以上、続けてきた。

(水中映像サークルは、いまも後継者が続けている)

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写真展示に消極的である自分を分析してみると、

こういうことになるのだろうか。

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ストーリー性やテーマ性があるものならば、

自分の表現力を十二分に満たすことができるのに、

会場などで展示する写真展では達成感が得られない。

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いやいや、

写真展会場の写真だって、

ただ無作為に並べているわけではない。

展示方法にも演出が求められる。

東京・銀座で開く、プロカメラマンの写真展のプロデュースも

何回か引き受けたことがある。


この場合は、数百点の写真をいくつかにカテゴライズして、

パートごと、作品ごとにタイトルをつける。

そして、写真展そのもののネーミング。

たとえば、「舘石 昭・水中写真展/ドラマティックブルー」などと。

鑑賞者が入り口から入って、どういう目線で作品を見るか、

そういうことを想定して作品の展示順序を決めてゆく。

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静止画像の11点も、

並べ方によって幾通りものストーリーができる。

それはわかってはいるのだが、

見る人が、その構成に気づいてくれないことが多く、

漫然と見て、漫然と帰っていく。

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自分が人の作品を鑑賞する場合には、

そうならないように、

タイトルや、鑑賞した感想をメモすることがある。

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が、これも美術作品などの場合には禁止事項になっている。

筆記具を会場に持ち込むことが禁じられることが多い。

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ともあれ、

自分の写真を展示することに関心がうすい理由は、

以上のように自己分析してみても、

実はあまり明快な答えは得られず、

「ただ、いまいち燃えなかっただけ」となってしまう。

つまりは、ホヤやタンなどの食品が苦手なのと同じである。

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矛盾しているのは、

そのくせフォトコンテストは大好きで、

応募歴は中学生のころから数えると70年に及ぶ。

「フォトコン」の楽しさは、一種のゲーム感覚。

それとタイトルのネーミング。

人と競り合う楽しさ、いいところまで行った喜びは格別である。

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こういう写真歴、ネーミング歴、編集歴、著作歴をもつ人間だが、

フォトブックには消極的だったのは、

ネーム(キャプション)が自由に入らないこと、

文字情報に対する準備性が、

このシステムを考えるメーカー側にまったくない。

「映像屋さん」の限界かもしれない。

つまりは、こちらにのニーズに応えきれていない。

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そのうえ、周囲の人が作るものは、

素人よろしくブックサイズが小さく、

見た目にもチャチなものが多いことなどによる。

ある業界で表彰され、

海外への視察旅行というプレゼントをされた人の

フォトブックを見せてもらったが、

これほど名誉のある旅行だというのに、

フォトブックのサイズはB6版程度(週刊誌の半分)。

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こういうのを見ていると、

「素人さん」には戻りたくない、という気分が強くなる。

そもそも、自分は著作者、編集者であって

フォトグラファーではない、

というスタンスの問題もあるのだろうか。

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しかしその後、

友人や、フォトブック制作業を目指す人のものを

見せてもらったり、プロデュースに協力したりする機会があって、

フォトブックに対する印象は変わってきた。

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そうこうしている間に、

影山なお子さんが積極的にフォトブックを作り始めた。

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ハードカバーのものから始まって、

最近は中綴じの、ソフトカバーのものが多くなってきた。

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仰々しいハートカバーのものに比べると、

立ち読みもできるし、電車の中でも開きやすい。

これなら自分のこれまでの作品を

収めておくのもいいかもしれない、

と考えるようになった。

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ブックまたは冊子にはストーリー性はある。

あるどころか、まさに起承転結の世界。

イントロから始まって、クライマックスからエンディングまで、

ドラマチックなページ構成が必要になる。

表紙はどうするか、巻頭ページはどうするか、

縦位置と横位置の関係、

写真の右向き、左向き、それを考えたレイアウト。

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こういう基本ができていないフォトブックは、

とても鑑賞には耐えない。

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ところが、影山さんは、よほど性に合っていたのか、

そういう基本をしっかりマスターしたようである。

それは高度の編集技術そのものである。

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ということから、

いままで撮りためてきた「海と島の旅」のあれこれを

フォトブックにすることにした。


構成、表紙写真の選定など、

編集作業はいっさいお任せ。

「できあがったものに対して、いっさい苦情は言わない」

そう心に誓ってお任せした。

編集を人任せにする心地よさは、

ヤシの木に吊ったハンモックの中で眠るような、

久々にのどかな気分である。

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それにしても、

栄養士のグループで編集者に出会うとは、

思いもしなかった。

できあがったものに満足し、

あれこれ不満を言うことがなかったとしたら、

影山さんの編集力はただ者ではないことになるし、

わが身も、少しは大人になったことを

認めてもよいのかもしれない。

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# by rocky-road | 2021-09-08 21:33 | フォトブック  

会社や雑誌に必要な栄養補給とは。

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「㈱水中造形センターの倒産」という情報が

地方の友人から入った。

倒産は7月だという。


不覚にも、この情報を1か月後に知ることとなった。

創設者の舘石 昭氏(たていし あきら)が他界(2012年)してからは、

同社とは、すっかり縁遠くなっていた。


「水中造形」について、私の角度から書いておくことは

なんらかの意味があると思うので、以下、記述してみよう。


舘石昭さん(19302012年)と出会ったのは

1960年末から70年(昭和44~45年)の初めころ。

日本で最初のダイビング専門誌『マリンダイビング』が創刊され、

その第1号か2号かの写真の扱いについて

異見を伝えるハガキを送ったところ、

1度、お目にかかりたい」とのご返事があり、

当時、東京の大塚にあったオフィスを訪ねた。

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舘石昭さんは、戦後のスクーバダイビングの

第一次期の習得者のお1人。

ダイビングは、進駐軍のレクリエーションだったものが、

近くにいた日本の青少年を通じて伝わった、とされる。

「オレが最初」という人が多いが、

輸入期を1945年から1955年までの10年間とすれば、

舘石さんは第1世代のお1人。


千葉大学工学部意匠学科に入学したこともあって、

芸術性のある被写体を求めて水中写真を始めた。

当時は、海の生物の生態を記録することが中心だったが、

舘石さんの写真は、

モデルと海洋生物という構図を基本とした。

モデルとの綿密な打ち合わせのあと、水中撮影となる。

こういう演出のある写真は、

そう簡単には他者の追随を許さない。

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さて、大塚の事務所を訪ねたときの話。

いろいろと意見を言ったら、

「ダイビング雑誌といえども、ちゃんとした国語を使った、

文化財として恥ずかしくないものを創りたい」と、舘石さん。


現役編集者(私は女子栄養大学出版部勤務)にとって、

このセリフは殺し文句である。

大いに共感し、以後、月1回の編集会議をはじめ、

いろいろの用件で大塚に伺うことになった。


私の勤務先は駒込。大塚までは2駅。

自分の仕事が多いときなどは、

午後7時から予定した編集会議に間に合わず、

9時くらいまで待ってもらったこともある。


こんなふうに始まって、2000年くらいまで、

およそ30年間、外部スタッフとして

舘石さんをはじめ、

水中造形センター(海の写真のライブラリー)や

『マリンダイビング』のスタッフと

かかわりを持つようになる。

「ライブラリー」とは、貸し出し用の写真をストックしておく会社。

もともとは水中写真のプロダクションであったが、

『マリンダイビング』の発刊によって、

出版社にもなってゆく。


そのため、出版事情をお伝えしたり、

書籍の企画や編集(『ニコノスフルガイド』ほか)、

雑誌の創刊(『海と島の旅』『マリンフォト』)の企画・編集などの

お手伝いをしたりすることになる。

また、3誌ある雑誌に、順次、連載記事を書き続けた。

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私自身はスノーケリングクラブや

水中アマチュアカメラマンサークルの運営に

かかわり続けていたので、

アマチュアダイバーのニーズを

雑誌や書籍に反映させることができた。

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さらには、会社の運営についても

いろいろと私見を述べた。

会社運営の経験がない私の意見を

舘石さんはよく聞いてくれた。

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会議のあと、車で家まで送っていただき、

そのまま車中で話しこんでいたため、

早朝、豆腐売りのラッパの音で、

翌日になってしまったことに気づいたこともある。

近くに外務大臣の自宅があったので、

警備中の警察官に声をかけられることが何回かあった。

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さらに、舘石さんが海外に出張中には、

カメラマンの売り込みの対応をしたり、

入社希望者の面接などを代行したりもした。

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そして、私自身の本も出していただいた。

(『ハッピーダイビング』)

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人物往来もあった。

スノーケリングクラブの仲間や、

女子栄養大学出版部の元スタッフを

編集者、校正マンとして紹介したり、

元『マリンダイビング』のスタッフを

『栄養と料理』のスタッフとして招いたりした。

彼は、のちに『栄養と料理』の編集長になる。

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また、『マリンダイビング』のフォトコンテストの

審査員のお1人であった「ムツゴロウ」こと

畑正憲さんとの知己を得て、

のちに『栄養と料理』に1年間の連載をお願いした。

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いま活躍中の水中カメラマン・中村征夫さんは、

水中造形センターのカメラマンであったし、

望月昭伸さんというカメラマンも同様。

望月さんとは『海と島の旅』の創刊前に

フィリピンや沖縄の街を取材した。

が、1999年に小笠原島で

クジラの生態を水中撮影中に事故で亡くなった。

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舘石さんからは、水中写真の撮り方を

間接的に(見よう見まねで)教えていただいた。

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フィリピンや香港の海で、

舘石さんの撮影の様子を観察していて、

被写体の待ち方などを学んだのである。

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そのお陰で、

『マリンダイビング』の第11回フォトコンテストでは

「グランプリ」をいただき、

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富士フイルム主催のネイチャーフォトコンテストでは「金賞」、

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読売新聞社主催の第29回《よみうり写真大賞》テーマ部門では

1席」をいただいた。

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舘石 昭さんは、2012年に9月に82歳で他界された。

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会社はお2人のご子息に引き継がれたが、

2人ともダイビングの経験がほとんどないままに、

父親の会社を引き継ぐことになった。

会社でも商品でも、芸術作品でも創作物でも、

コンセプトがしっかりしていないと長続きしにくい。

雑誌はもちろんのことである。

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そういえば、

私が提案した雑誌(『海と島の旅』)も、

舘石さんがご存命中に廃刊になった事実がある。

私が完全に編集からも連載からも抜けたあとのことである。

連載では、海への旅の楽しさ、楽しみ方を謳い続けた。

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人は「自分らしく」なんて生きられない。

カレーライスがおいしいのは、

「おいしい」という人が多いからである。

オリンピックが楽しいのは、

隣の人と肩をすり合わせながら歓声をあげるからである。

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無観客のスポーツゲームは、

少なくともファンにとっては、

具が1つも入っていないカレーを

冷たくして冷や飯にかけて食べるようなものである。

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海に潜ってなにをするのか、

それがどんなに楽しいかは、

人の考えや意見によって教えられる。

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それができない雑誌は、

読者にとっては魅力のないものであり、

存在価値のないものである。

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スキャンダルで売っている雑誌も、

いずれは廃刊の日がくる。

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人間には栄養、エネルギーの補給に加えて、

「楽しさ」または「心の栄養」の補給が必要。

経済雑誌も健康雑誌も、食生活雑誌も、

この法則からは逃れられない。

『マリンダイビング』よさようなら。

水中造形センターよ、さようなら。

そして、もう一度……

「舘石さん、いろいろとありがとうございます」

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# by rocky-road | 2021-08-17 21:18 | マリンダイビング  

大桟橋でお会いしましょう。

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わが写真歴の中で、

横浜はずいぶんお世話になっているロケ地である。

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大桟橋ができてからは、ここでの撮影が多くなった。

ここに半日も待機していれば、

被写体は陸から海から、空からやってくる。

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とはいえ、浴衣のパレードは、

初被写体であった。

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88日(日)、

パルマローザ主催の「栄養士のためのメークセミナー」のあと、

浴衣でシーサイドに繰り出したみなさんを

撮影することになった。

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海と浴衣、船と浴衣、

ほとんど因果関係はないが、

クリエートは、前例が少ないからこそ、

モチベーションを刺激する。

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といって、浴衣の人に

桟橋でジャンプをしてもらうわけにはいかないので、

しとやかな集合写真止まりとした。

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それでも、それなりにクリエーティブな撮影ができた。

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150年くらい前であれば、

アメリカか、ハワイか、ブラジルか、

そのあたりに移住する集団かと思われたかもいれない。

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ついでながら、

この桟橋でのショットをいくつか振り返っておこう。

パルマローザでは、

しばしばここで写真教室を開いている。

そのときの写真も少なくない。

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桟橋は動かないが、

だからこそ、向こうからやってきてくれる。

ひょっとすると、船旅以上に

ここ大桟橋の視界は広く、変化が多いかもしれない。

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# by rocky-road | 2021-08-10 20:54 | 写真教室  

あなたはどんな「健康のカタチ」を見ていますか。

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725日、「食ジム」第100回が終了した。

(横浜市技能文化会館)


100回を記念するタイトルは、

「栄養士は、健康の『カタチ』をどう考え、

どう伝えてゆくか。」

 座長/大橋禄郎 アドバイザー/影山なお子さん

記念すべき回ということで、

浴衣姿で「健康のカタチ」を表現する人が多かった。

 

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進行プログラムは以下のとおり。

1.父または母の健康を支えている(または 健康を損ねている)

要素をあげるとすれば……。(亡き方の場合は過去形で) 

2.いままで出会った「不健康なカタチ」のあの人、その人。

3.この際だから言ってしまおう! 

だれがなんと言おうと、「私の健康のカタチ」は

こんな点、こんなところ。

4.健康を「カタチ」で示すための99のアクションプラン。

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今回の内容に入る前に、

100回目を終えた「食ジム」の歴史を振り返っておこう。

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《食コーチングプログラムス》主宰の「食ジム」は、

201110月にスタートした。


「食ジム」とは「食コーチング ディスカッションジム」の略称で、

「ジム」とは「gymnasium」(ジムナジウム)のこと。

もともとは体育館や体育場を指したが、

いまは、転じてボクシングなどの「練習場」を指すようになった。

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「食ジム」では、もちろん殴り合いは行なわない。

コトバを投げ合って、

あるテーマについて、トコトン話し合う。


当初、「ディスカッション」というコトバを使ったが、

実は「討論」は行なわず、

つまり意見を戦わせることはせず、

あるテーマ、今回なら「健康のカタチ」を

健康支援者がどのように周囲に示せばよいかを

話し合って、考えを深めてゆく。

ブレーンストーミングに近いかもしれない。

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地質調査は、地中にパイプを埋め込んで、

目的の地層の状態を調べるが、

問いかけは、ボーリング調査におけるパイプに当たる。

それによって脳内の記憶を探り出し、引き出す。

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「食ジム」では、

各自が、適切な事例や関連話題を瞬時にアウトプットして、

話題の資料とする。

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実際には、「ブレスト」のように、

結論に向かう話し合いというよりも、

終点までのプロセスを楽しみ、かつ学ぶのが目的。

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テーマに沿った事例の提示、

全員に聞こえるような発声(原則、マイクなし)、

発言に関する関連質問の仕方などが学びポイント。


そして、毎回変わる座長は、

テーマを全員が共有できるように、

話題を参加者間に転がしてゆく。

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健康支援者、栄養士は、

「あと押し型リーダー」としての専門職なので、

話力は職業の基本スキルとなる。

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医師や看護師はもちろん健康支援者だから、

話力は大事なコミュニケーションスキルなのだが、

医師は例外で、この勉強は皆無に近く、

おまけに「治してやっている意識」が出てきて、

患者(お客)に対して上から目線でしゃべるのが常態化した。

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医師を対象とした「食ジム」を開催してあげたいが、

そういうことに関心を示す医師は

あらゆる専門医師の0.003%もいれば、

まだいいほうである。

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さて、わが「食ジム」、

以前、松下幸之助氏が立ちあげた

「世界を考える京都座学」という勉強会のことを

雑誌かなにかで読んで、大いにヒントになった。

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なにしろ、当時(2000年前後)

大活躍中のそうそうたる学者や専門家が、

年に11回12月は除く)も集まって勉強会を開いていた。

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メンバーには、渡部昇一、竹村健一、堺屋太一、山本七平といった、

書物やテレビでおなじみの人たちが名を連ねていた。

その「京都座学」、当時で、すでに300回を数えていた。

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日本の各界の第一人者が10数人、

毎月集まって計算上は30年以上、

勉強会を開いているという事実。

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かねがね大人は勉強をしないと思っていた私としては、

強い刺激を受けた。

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一流を目指し、一流を維持するには、

勉強を続けることは欠かせない。

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この話を影山なお子さんに話したら、

間髪を入れずに「うちでもやりたい


こうして始まった「食ジム」、

11年を経過して、ようやく100回に達した。

まだまだ「京都座学」の3分の1である。

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さて、わが「食ジム」の第100回では、

栄養士は、健康の『カタチ』をどう考え、

どう伝えてゆくか。」がテーマ。

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1960年ころからだろうか、

医療の世界では、

「早期発見、早期治療」がすすめられるようになった。

見かけは健康そうでも、がんや心臓疾患が進行していて、

若死にする人が目立つようになった。

きのうまで元気だった人が、

朝には亡くなってしまう

「ぽっくり病」などという病名まで生まれた。

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以来、定期検診や人間ドックへの検査入院がすすめられ、

大きな成果をあげ続けている。


このように、

「見えない病気」を見つける努力はいまも続けられているが、

「見える不健康」にはどう対処したらよいのか。

これにはほとんど目が向けられていない。

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そこで食コーチングでは、

「健康のカタチ」を提唱し、

健康支援者、栄養士自身の「健康のカタチ」の補強し、

そして、クライアント、さらには社会に対して

「健康のカタチ」という概念を伝え、

社会の健康度を高めようとしている。

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今回は、イントロダクションのコーナーで、

両親や親族の健康のカタチ(ここでは健康度)を

全員に振り返っていただいた。

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健康のカタチとしては、

「畑仕事が好き」「人に教えることが好き(お花、お茶、麻雀)」

「人の世話が好き(民生委員など)」

「活動的」「おしゃれ」「旅行好き」

「予定をカレンダーに書き込んでいた」「一家団らんを大切に」

「早寝早起き」などがあげられた。

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一方、不健康のカタチとしては、

「持病(腎臓病)があった」「人間関係が悪い」「多量飲酒習慣」

「きちょうめん」(プラスにもマイナスにも)

「忘れっぽい」(プラスにもマイナスにも)など。

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このように、まずは事例観察と分析。

今回は、時間の関係で、

2番の「いままで出会った

「不健康なカタチ」のあの人、その人」のところで、

中断し、続きは次回送りとなった。

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それでも、「不健康なカタチ」として、

「パン屋さんに見られる、客に対する素っ気ない態度」

「うつむき歩き、前方から人が来ても、

 自分からはよけようとしない」

「スマホのながら歩き」

「細い道ですれ違うとき、道を譲っても無表情」などがあげられた。

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「健康のカタチ」は、つまるところライフスタイルの問題。

知らず知らずのうちに、栄養士、健康支援者は、

人の生き方、人生哲学の領域に足を踏み入れているのである。

しかも、健康を説法ではなく、カタチで、つまり無言のうちに示せ、

ということになってきている。

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これを「荷が重い」と感じるか、

「レパートリーが広がってやりがいがある」と感じるか、

これも「健康のカタチ」以外の何ものでもない。

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「健康のカタチ」論は「第101回 食ジム」の前半で

話し合うことになった。

822日、「学校給食から見えてくる若い世代の食と健康。」

座長/深津恵子さん)

さて、健康とは、どんなカタチになるのか。

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# by rocky-road | 2021-07-27 19:48 | 「食ジム」