2009年、おめでとう。

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来年度の手帳を買ってきて、
さっそく記入を始めた。
ついでにカレンダーも、と思ったが、
11月にならないと、
現在使っている形式のものは入荷しないという。

ともあれ、手帳やカレンダーの中では、
2009年は始まっている。
文章・編集塾の遠距離クラスを開講したので、
いつもの年よりも早めに年度計画を立てる必要に迫られ、
2010年の1月までのスケジュールを設定した。
年に10回ほど、海に出かけていた時代にも、
再来年まで予定を入れることはあまりなかった。
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わが「予暇論」では、
元気や健康を維持・増進する要因の1つとして、
「あした、週末、来月、来年の予定があること」をあげる。
モチベーションの強化の1つとなるからである。

「手帳は、脳の支店だ」と、最近、いうことが多い。
脳の記憶がどういう記号で保存されているのか
まだ確かなことはわかっていないと思うが、
その記憶の1つは、言語記号以前の記号、
いわば「未熟の言語記号」が、青い果実のように、
細胞の枝にぶら下がっているのか、くっつていいるのか、
そんなイメージでいいのだろう。

手帳は、その果実をとり出すカゴだ。
カゴを持っていると、果実をとるのにも気合が入る。
果実のほうも、カゴが外にあると、
早く熟そうとする……ここは、果実と脳とは違う。
いや、果実の栽培だって、熟成促進をするための
いろいろのテクニックがあるはず。
手帳は、脳での思考を熟成させる促進グッズ。

それを使わない人が少なくない。
先日のパルマローザのファッションショーでも、
女性のバッグにも、A4サイズのノートが入る余地がほしい、
バッグには脳の支店を入れることも忘れずに、とコメントした。

女性が、手帳にメモをとっている姿は美しい。
それは、脳内の果実をとり出している、
収穫の姿だからなのかもしれない。
茶摘みや綿摘みをする女性も美しいが、
脳の果実の収穫姿は、さらに美しい。
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さて今年は、長年使ってきたA社の手帳を
B社のものに変えた。
末尾に、日本の路線地図が入っていたからである。
これだけのことでも、2009年のフットワークが
アップするはずである。

by rocky-road | 2008-10-12 01:21  

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